トウモロコシは、調整売り優勢の地合が続いていたが、440セント水準は値頃感が 強く、短期底入れ感が強まる。価格低下で海外需要家からの引き合いが強くなってお り、短期需給のタイト感を背景に改めて下値を固める展開になろう。現物ベーシス価格 は上昇傾向にある。これから作付け期の天候相場に移行するため値動きは不安定化しや すいが、いずれにしても短期需給要因で下値不安は限定される見通しだ。降雨による作 付けの遅れに対する懸念は、単にテーマにとどまりやすい。 大豆は、米国産大豆の輸出は抑制されており、需給目線では上げ一服感が強い。この ため短期的には1200セント台から一段高を試すことは難しく、このまま横ばい気味 の展開が続こう。バイオ燃料向け需要は堅調であり、圧砕需要は高水準を維持している が、相場をさらに押し上げる動きは鈍い。原油相場の動向にも左右される展開になって いるが、1100セント台中盤から後半で横ばいの展開を続けつつ、天候相場の上昇の 有無を打診する展開に向かう見通し。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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