産地で雨がちの天候が、トウモロコシ相場を下支えしている。作付け作業に遅れが生 じると、イールドが下方修正を迫られる可能性がある。実際に干ばつではなく降雨で不 作となる可能性は低いが、マーケットが降雨を供給リスクとして見ている以上、雨がち な天候が続いている間は、トウモロコシ相場の下値は支えられやすい。原油高でエタノ ール価格に上昇圧力も強くなっていることはポジティブだが、それでエタノールの需要 が大きく上振れする見通しにはない。底固いものの大きな値動きには発展しづらい。輸 出環境も良好だが、ここ数日は現物ベーシスの伸びにも一服感がみられる。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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