NY原油市況=反落、利益確定の売りが優勢に

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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ニューヨーク原油(NYMEX)
              始 値     高 値   安 値   帳入値   前日比
  2026/06     109.07       110.93      103.34     105.07       - 1.81
  2026/07     102.00       103.78      97.14      99.14        - 0.97
  2026/08      95.75       96.95       91.39      93.47        - 0.50
  推定出来高        前日出来高      前日取組高 (前々日比)
     未入電              958,224             1,992,965    ( + 4,442)
                     帳入値  前日比
      ヒーティングオイル    2026/05     413.84    - 6.03
                            2026/06     408.09    - 1.77
         改質ガソリン       2026/05     377.15    + 3.04
                            2026/06     361.50    + 2.28
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
  ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
  値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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 ニューヨーク原油の期近は反落。期近2限月の前日比は1.81〜0.97ドル安。
その他の限月は0.50ドル安〜0.83ドル高。
 今週にかけて上昇が続いた反動で利益確定の売りが優勢となった。パキスタン関係筋
の話として、今週末にもイランが停戦に向けた代替案を提示する可能性があると伝わっ
たことも重し。停戦やホルムズ海峡の解放、イランに対する海洋封鎖の停止に絞ったイ
ランの提案は米国に受け入れられず、イランが代替案を策定しているとみられている。
 イランと米国の協議が停滞するなか、米国が短期的で強力な軍事作戦を検討している
と報道されているほか、イスラエルが協議の破綻発表に備えているとの報道もあって、
軍事衝突の再開が警戒されている。イスラエル国防相は「我々はまもなくイランでの作
戦を再開せざるを得なくなるかもしれない」、「イランの政権が今後何年にもわたって
我々を脅かすことができないよう確実にするためだ」と述べている。
 イランの最高指導者のモジタバ・ハメネイ師は声明を発表し、ホルムズ海峡の悪用を
根絶すると発表したほか、核およびミサイル開発を防衛のために発展させると主張し、
米国と核開発協議を実施しないことを示唆した。また、イランに対する海洋封鎖につい
て「悪意をもって乱す外国人には海底以外に居場所はない」と強くけん制した。
 時間外取引で6月限は110.93ドルまで上昇した後に押し戻され、マイナス転換
した。通常取引開始後はマイナス圏での取引が継続し、103.34ドルまで下げ幅を
拡大した。
 改質ガソリンの期近は続伸。ヒーティングオイルの期近は反落した。米ガソリン小売
価格は上昇しているが、需要期に入っているなかでガソリン消費は堅調に推移してい
る。
今日の材料
・必要な条件が整えば独は海上航路の自由を確保するため軍事的に行動する準備ができ
ている=メルツ独首相
・中東地域の米軍基地の運命をすでに確認した=IRGC司令官
・米艦隊の運命も確認することになるだろう=同上
・イラン経済は崩壊しつつある=トランプ米大統領
・イランとの合意が必要かどうかは分からない=同上
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