きょうの為替市場、円の戻り売りが強まっており、ドル円は157円台後半に上昇している。介入ラインと目される157円台前半のオーダーを吸収し、157.50円付近にもまとまった売りオーダーが観測されていたが、ストップを巻き込んで突破したようだ。 介入を期待してショートを形成していた向きの、見切りの買い戻しがまとまって出た可能性もありそうだ。急速な買い戻しだが、関連した特段のヘッドラインは確認されていない。 IMFのガイドラインに基づくと、「自由変動相場制」の地位を維持するためには11月までに実施できる3日間連続の為替介入はあと2回に限られるとの指摘が出ている。前日に海外の出張中の片山財務相の同行筋は、3営業日連続の介入は1回と見なされるという。 IMFのルールでは、6カ月以内に3回までの為替介入であれば「自由変動相場制」と整合的とされる一方、それを超える場合は「自由変動相場制」ではなく、単なる「変動相場制」に分類変更する可能性があるという。 今回は2024年の時ほど円ショートのポジションが偏っておらず、中東情勢や日銀およびFRBの動向を踏まえれば、ドル円は下落トレンドを形成できない可能性も指摘されている。押し下げたければ粘り強く介入を実施する必要があるとの声も出ている。
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