NY原油市況=反落、米国とイランは停戦状態を維持

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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ニューヨーク原油(NYMEX)
              始 値     高 値   安 値   帳入値   前日比
  2026/06     104.93       105.48      101.08     102.27       - 4.15
  2026/07     100.52       100.92      97.33      98.07        - 3.44
  2026/08      96.07       96.09       93.03      93.86        - 2.66
  推定出来高        前日出来高      前日取組高 (前々日比)
     未入電              1,270,948             2,020,474    ( + 30,898)
                     帳入値  前日比
      ヒーティングオイル    2026/06     403.02    - 4.30
                            2026/07     387.60    - 4.51
         改質ガソリン       2026/06     362.06    -11.76
                            2026/07     346.94    -10.15
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
  ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
  値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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 ニューヨーク原油の期近は反落。期近2限月の前日比は4.15〜3.44ドル安。
その他の限月は2.66〜0.76ドル安。
 米国がホルムズ海峡における自由な航行を回復するための作戦であるプロジェクト・
フリーダムを開始したことで、米国とイランの交戦が発生したほか、アラブ首長国連邦
(UAE)も攻撃を受けたものの、武力行使が一時的な動きにとどまっていることが原
油相場を圧迫した。ヘグセス米国防長官は停戦は維持されているとの認識を示してい
る。米アクシオスによると、プロジェクト・フリーダムの開始について米国はイランに
非公式に通知し、イランに干渉しないよう警告したものの、イランの反撃を招いたもよ
う。
 イランのタスニム通信によると、イランはペルシャ湾海峡庁を設立した。ホルムズ海
峡を通過しようとする船舶はペルシャ湾海峡庁に必要な書類を提出したうえで通行料を
支払う必要がある。その後、ホルムズ海峡の通行許可が得られるという。
 ホルムズ海峡の実質的な封鎖が続くなかで、世界の石油在庫が減少を続けていること
は支援要因。世界でほぼ唯一石油在庫を確保している米国でも取り崩しが続くとみられ
ている。世界的にジェット燃料の不足が鮮明化しつつあり、航空便のキャンセルが拡大
していると英FTが報道している。
 時間外取引で6月限は下落。通常取引序盤には101.08ドルまで下げ幅を広げ
た。ただ、その後は下げが一服した。
 改質ガソリンとヒーティングオイルの期近は反落した。原油安が重しとなった。
今日の材料
・イランのアラグチ外相が6日に中国を訪問へ
・UAEを攻撃していない=イラン革命防衛隊(IRGC)
・イスラエルはイランに対する攻撃再開を望む=アル・ジャジーラ
・米原油在庫の市場予想は前週比280万バレル減
・米石油協会(API)が引け後に発表した米週間石油在庫統計
・原油在庫は前週比814万バレル減
・ガソリン在庫は前週比610万バレル減
・留出油在庫は同464万バレル減
・オクラホマ州クッシングの原油在庫は前週比104万バレル減
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