海外サマリー(5日)

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
NY金     2026/ 6 4,568.5  + 35.2  シカゴ大豆  2026/ 7 1,211.50  -11.25
NY銀     2026/ 7 7,358.1  +  5.9  シカゴコーン 2026/ 7   480.00   -5.75
NYプラ    2026/ 7 1,975.3   +13.8  NY原油   2026/ 6   102.27   -4.15
NYパラ    2026/ 6 1,513.70  +32.20 ドル・円               157.86   +0.64
*ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。
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◎NY外為=ドル円は158円手前まで上昇
 NY為替市場、ドル円は158円手前まで買い戻された。ドル自体は上値が重かった
が、それ以上に円の戻り売りが強まった格好。
 日本の当局の為替介入でドル円は双方向リスクが再び意識されるようになったが、円
安基調そのものは変わっていないとの見方は多い。今回の介入でドル円は160円超か
ら150円台半ばまで下落し、この水準で当局が介入に踏み切るとの認識が市場に広が
っている。勢いに乗ったドル買い・円売りポジションを取りづらくはなっている。
 しかし、ドル円は依然として明確な上昇チャネル内で推移しており、今回の値動きは
構造的転換というよりもポジション調整に近いとの指摘があり、追加介入の可能性はあ
るが、大きな方向感が変わるわけではないという。
 世界的に見ても、円を支える材料は乏しい。円相場は、特に原油価格など外部ショッ
クの影響を受けやすくなっており、エネルギー価格上昇は日本の交易条件を悪化させ、
円の重しとなっている。また、日米金利差も依然として開いている状況。FRBの早期
利下げ期待が大きく後退しており、高金利政策がしばらく続くと見込まれている。その
一方、日銀は慎重姿勢を維持しており、持続的な円高余地は限定的となっている。介入
によって急激な変動を抑制することは可能だが、円安を促す根本要因は依然として変わ
っていない。
◎NY貴金属=反発、ホルムズ海峡の封鎖長引き物価高懸念強まる
 ニューヨーク金は、銀は反発。
 金6月限は反発。米国がホルムズ海峡における自由な航行を回復するための作戦であ
るプロジェクト・フリーダムを開始するなか、米国とイランの交戦が発生し、停戦が不
安定化しているものの、ヘグセス米国防長官などが停戦は維持されているとの認識を示
し、逃避的なドル買いがあまり強まらなかったことが金相場を支えた。また、米国とイ
ランの交渉の行方が見通せず、エネルギー価格の高騰が長引くなかで物価高の長期化見
通しが強まり、インフレ懸念が広がっていることもインフレヘッジである金の支援要
因。物価高に対して主要国の中銀は今のところ静観しているが、豪中銀は政策金利を
4.35%まで引き上げ、今年3回目となる利上げを決定した。
 銀7月限は小反発。金相場に連動した。
 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナ、パラジウムは反発。
 プラチナ7月限は反発。米国とイランの交戦が発生し停戦が揺らいでいるが、衝突は
一時的で交戦が拡大していないことがドル高や原油高を抑制し、貴金属市場を支えた。
ヘグセス米国防長官は停戦は維持されているとの認識を示した。ただ、ホルムズ海峡の
封鎖が長期化し、航行を回復させるための米国の「プロジェクト・フリーダム」は早速
行き詰まるなど、物価高の再燃が警戒されつつあることは貴金属市場の支えとなってい
る。
 パラジウム6月限は反発。プラチナに連動した。
◎LME=アルミ・銅はナスダック指数の高値更新で続伸、ニッケルは反発
 アルミ3カ月物は続伸。3508.50ドルで反落して取引を開始。3489ドルで
買い支えられ、今月1日の安値3482ドルを試すことなく、押し目買いの強さが感じ
られた。中国が労働節の大型連休中ながら、押し目底を確認ムードのなか、ドイツ、米
国株の反発を受け、銅が地合いを引き締めたことを好感した買いが優勢となり、4月
27日以来の高値となる3595.50ドルまで上昇。3600ドルが抵抗線になった
が、この日の高値圏で引けた。
 銅3カ月物は続伸。1万2805ドルで反落して寄り付いた。日足が5月1日まで5
日連続で陰線引けで調整色が強まっていることや、4日の米国株が軟調に引けたことが
警戒され、1万2780ドルまで下げ幅を拡大し、4月13日以来の安値をつけた。
 しかし原油価格の反落を受け、欧州株式市場でドイツ株が大幅反発となったことを好
感し地合いを引き締め、1万3000ドル台を回復し、その後、一段高となった。ドル
は堅調に推移したが、米国株が反発。ナスダック指数が史上最高値を更新の動きから需
要増加期待が強まり、1万3161ドルまで上昇し、4月28日以来の高値をつけた。
戻り売りを吸収し、140ドル近い上げ幅を維持して終えた。
◎NY原油=反落、米国とイランは停戦状態を維持
 ニューヨーク原油の期近は反落。
 米国がホルムズ海峡における自由な航行を回復するための作戦であるプロジェクト・
フリーダムを開始したことで、米国とイランの交戦が発生したほか、アラブ首長国連邦
(UAE)も攻撃を受けたものの、武力行使が一時的な動きにとどまっていることが原
油相場を圧迫した。ヘグセス米国防長官は停戦は維持されているとの認識を示してい
る。米アクシオスによると、プロジェクト・フリーダムの開始について米国はイランに
非公式に通知し、イランに干渉しないよう警告したものの、イランの反撃を招いたもよ
う。
◎シカゴ大豆・コーン=反落、原油安や米国産の順調な生育進展で
 大豆は反落。
 前日の急伸に対する修正安。原油が再び崩れたことにシカゴ穀物がおおむね圧迫さ
れるなか、前日引け後に発表された作付けや発芽が平年を大きく上回るペースで進展し
ていたうえ、今週も生育に適した降雨が予報されていることに圧迫された。大豆油の騰
勢は続いているものの、大豆粕が当限を除き軟調だっため、大豆の支援材料とはならな
かった。
 コーンは総じて反落。
 原油が再び崩れたことで金などの貴金属以外の商品が軟調な展開となり、シカゴ穀物
もおおむね売られる展開となった。コーンは小麦、大豆が期近から2ケタ安となるな
か、前日引け後に発表された作付けや発芽が順調に進展していたうえ、今週もまとまっ
た降雨が予報されて生育に恵みとなることも売り材料となった。
 なお、米商務省統計局(センサスビューロー)が発表した3月の月間輸出高は高水準
だったが、下支え要因にとどまった。
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