シカゴ大豆市況=反落、大豆油高にも原油安や米国産の生育進展で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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              始 値   高 値   安 値   帳入値    前日比
  2026/ 5     1215.25     1215.25     1194.50     1195.75     -11.75
  2026/ 7     1222.00     1226.00     1210.00     1211.50     -11.25
  2026/ 8     1212.00     1218.75     1203.50     1205.00     -11.00
   単位:枚   推定出来高   前日出来高   前日取組高(前々日比)
   先物        未入電          282,629         965,564 (+ 36,213)

 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後
4時現在の数値です。
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*米気象庁発表の6−10日予報(5月11日−5月15日)
 コーンベルト西部の気温は平年並み〜上回る。雨量は平年並み。
 コーンベルト東部の気温は平年を下回る〜上回る。雨量は平年を上回る。
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 大豆は反落。終値の前営業日比は11.75〜2.75セント安。中心限月の7月限
は11.25セント安の1211.50セント。

 前日の急伸に対する修正安。原油が再び崩れたことにシカゴ穀物がおおむね圧迫さ
れるなか、前日引け後に発表された作付けや発芽が平年を大きく上回るペースで進展し
ていたうえ、今週も生育に適した降雨が予報されていることに圧迫された。大豆油の騰
勢は続いているものの、大豆粕が当限を除き軟調だっため、大豆の支援材料とはならな
かった。
 なお、受渡通知期間に入っている5月当限の通知量は110枚。

 中心限月7月限は1222.00セントで取引を開始。アジアの時間帯の時間外取り
引きではおおむね1220セント台を維持して、欧州の時間帯の前半にこの日の高値と
なる1226.00セントを付けた。しかしその後は米国の時間帯にかけて下落して、
後半にこの日の安値となる1210.00セントを付けた。引けもあまり戻さなかっ
た。

 この日センサスビューローが発表した3月の月間大豆輸出高は395万トンと、前月
比6%減となったが、前年同月比では13%増となった。

*米国産地の天気概況は以下の通り(民間発表の農業天気ハイライトを要約)。
 コーンベルトでは、4日夜にイリノイ州やその周辺地域で局地的に強風やひょう被害
が発生した。5日朝はコーンベルト南部でも低めの気温となり降雨が残っているが、コ
ーンベルト北部のミネソタ州北部や南北ダコタ州では凍結が見られた。最近の降雨でも
米国全体のコーンの作付進捗率は3日現在、38%と平年の34%を上回っている。
 今後数日間、寒冷前線がプレーンズ中部からコーンベルト南部、さらには米国南部に
かかるため、前線の周辺では降雨が発生して、所によっては激しい雷雨になることが見
込まれる。この前線による雨量はミシシッピ川下流のデルタ地域〜アパラチア山脈南部
にかけての地域で25〜75ミリとなろう。その他の米国南部、東部、コーンベルト南
部でも広範に25ミリ以上の雨量が見込まれる。
 6〜10日間予報に関しては、5月10〜14日にかけて、ミシシッピ川中流域から
上流域〜大西洋側の中部および北部にかけての広範な地域で平年を下回る気温となる。
一方、米国南深部、フロリダ州、太平洋柄側〜ハイプレーンズの広範な地域では平年を
上回る気温が見込まれる。雨量は太平洋側からプレーンズ北部にかけての地域では平年
を下回るが、米国南部、東部、コーンベルト南部では平年を上回ることが見込まれる。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。

 プレーンズでは、モンタナ州や南北ダコタ州などの北部は朝の気温が氷点下の冷え込
みとなっている一方、南部のテキサス州では高めの気温となるなど激しい温度差があ
る。プレーンズ中部では局地的に降雨や雷雨が発生している。
 冬小麦の作柄は3日現在、「不良」以下の割合が゛カンザス州で44%、ネブラスカ
州で67%と干ばつの影響が残っている。
 米国南部では、前線の接近を前にして気温が上昇しており、テキサス州東部では5日
の最高気温がの32℃近くまで上昇するところがありそうだ。ただ西から前線により降
雨が発生する見込み。

 大豆製品は、大豆油はさらに一代高値を更新する展開。原油は軟調だったものの、8
カ月振りの低水準となっている在庫を映して、マレーシアのパーム油がさらに上昇した
ことが好感された。4月28日以降一代高値を更新する展開が続いており、、売り方の
踏み上げ相場となっている。一方の大豆粕は5月当限を除き軟調。
 大豆粕7月限は前日比0.50ドル安の320.40ドル。
今日の材料
・コーンベルトでは、イリノイ州で強風やひょう被害が発生。
・コーンベルトでは5日朝、低めの気温となり、とくに北部では凍結が発生。
・今後数日間、寒冷前線により、プレーンズ中部からコーンベルト南部、米国南部でま
 とまった降雨見込み。
・3月の月間大豆輸出高は395万トンと、前月比6%減となったが、前年同月比では
13%増=米センサスビューロー。

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