エネルギー価格上昇にもかかわらず、ユーロ圏の賃金上昇は今年鈍化の見通し示す=NY為替

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
 きょうの為替市場は和平合意への期待を高めるニュースが流れており、為替市場はドル安が優勢となっている。そのような中、ユーロドルは買いが優勢となり、一時1.18ドル手前まで上昇する場面が見られた。一方、ユーロ円は東京時間に182円付近まで急落したものの、183.75円付近に戻す展開。

 ECBが本日公表したデータによると、中東紛争に伴うエネルギー価格上昇にもかかわらず、ユーロ圏の賃金上昇率は今年鈍化する見通しを示している。労働組合や類似の労働者団体が交渉した賃金協定のトラッカーによると、2025年に3.0%上昇した賃金は、今年は2.6%の上昇に留まる見通しを示した。ECB理事らは、エネルギー価格急騰が2%目標を上回るインフレの持続的な上昇を引き起こすかを判断する上で、賃金交渉の結果を重要な指標として強調してきた。

 現時点で賃金トラッカーは、労働市場の冷え込みを背景に賃金の伸びが抑制されていることを引き続き示している。ただ、企業によるAI導入が賃金上昇の重しになる可能性があるとし、多くの労働者が新技術によって職を失うことを恐れているとする調査結果を引用した。

EUR/USD 1.1752 EUR/JPY 183.71 EUR/GBP 0.8642

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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