【↓】日経平均 大引け| 続落、朝高も半導体主力の一角が売られる (5月11日)

配信元:株探
著者:Kabutan
日経平均株価
始値  63203.44
高値  63385.04
安値  62380.62
大引け 62417.88(前日比 -295.77 、 -0.47% )

売買高  29億473万株 (東証プライム概算)
売買代金 10兆4354億円 (東証プライム概算)

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■本日のポイント

 1.日経平均は続落、朝高後に値を消すも値上がり銘柄多い
 2.半導体主力の一角に利食いも中小型株への物色人気続く
 3.ベッセント訪日や米中首脳会談を控え持ち高調整の動き
 4.バリュー系銘柄も強さを発揮、TOPIXはプラス圏で着地
 5.売買代金は10兆4000億円台、3営業日連続10兆円超え

■東京市場概況

 前週末の米国市場では、NYダウは前日比12ドル高と小幅に反発した。堅調な米雇用統計を好感され半導体関連を中心にハイテク株が買われた。

 週明けの東京市場では、AI・半導体関連の一角に利益確定の売りが出て日経平均株価は続落。しかし、バリュー株には買われる銘柄も多く、TOPIXは反発した。

 11日の東京市場は、朝方に先物主導で日経平均が大幅高でスタートし一時600円を超す上昇を示したが、その後は買いが続かなかった。前週末の米国株市場では半導体関連を中心に値を飛ばす銘柄が目立っていたことで、その流れを引き継ぐかと思われた。しかし、原油価格が再上昇に転じたことなどを嫌気して取引時間中に利食いを優先する動きが優勢となった。週内にベッセント米財務長官の訪日や、北京での米中首脳会談が予定されていることから、この結果を見極めたいとの思惑が買い手控えムードにつながったようだ。もっとも、個別銘柄は物色意欲が旺盛で、中小型株に買われるものが多かった。大引け時点でプライム市場の値上がり銘柄数が値下がりを200以上も上回った。また、全体売買代金は前週から数えて3営業日連続で10兆円を超えた。

 個別では、1兆8000億円台の驚異的な売買代金をこなしたキオクシアホールディングス<285A>が上値追いを継続。フジクラ<5803>、JX金属<5016>も上昇した。ソニーグループ<6758>が急伸をみせ、三井金属<5706>も物色人気を集めた。JT<2914>も高い。日本トムソン<6480>がストップ高で値上がり率首位。サンワテクノス<8137>、インターアクション<7725>、FIG<4392>、物語コーポレーション<3097>、東京応化工業<4186>などが揃って値幅制限上限まで上値を伸ばしている。五洋建設<1893>も商いを膨らませ大幅高に買われた。

 半面、ソフトバンクグループ<9984>が軟調、任天堂<7974>も下値を探った。アドバンテスト<6857>、東京エレクトロン<8035>、ディスコ<6146>など半導体製造装置関連の一角が値を下げた。キーエンス<6861>、日東紡績<3110>などが安く、住友金属鉱山<5713>も売りに押された。JMDC<4483>、デジタルアーツ<2326>がストップ安に売り込まれたほか、島精機製作所<6222>、日本エム・ディ・エム<7600>、アドバンスクリエイト<8798>なども大きく水準を切り下げた。

 日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はコナミG <9766>、フジクラ <5803>、ソニーG <6758>、キオクシア <285A>、味の素 <2802>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約225円。
 日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はSBG <9984>、アドテスト <6857>、東エレク <8035>、任天堂 <7974>、リクルート <6098>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約650円。

 東証33業種のうち上昇は19業種。上昇率の上位5業種は(1)食料品、(2)その他金融業、(3)銀行業、(4)鉱業、(5)保険業。一方、下落率の上位5業種は(1)その他製品、(2)情報・通信業、(3)鉄鋼、(4)輸送用機器、(5)空運業。

■個別材料株

△YKT <2693> [東証S]
 1-3月期(1Q)経常は黒字浮上・上期計画を超過。
△テラドローン <278A> [東証G]
 防衛装備庁向け案件受注、ドローン300式を納入へ。
△物語コーポ <3097> [東証P]
 7-3月期営業益は31%増。
△クレスコ <4674> [東証P]
 27年3月期21%営業増益予想と連続増配予想、自社株買い発表を好感。
△神鋼線 <5660> [東証S]
 神戸鋼 <5406> が簡易株式交換による完全子会社化へ。
△ACSL <6232> [東証G]
 米子会社がカナダで産業用ドローンの本格展開を開始。
△OBARAG <6877> [東証S]
 3月中間期営業益47%増。
△サンワテク <8137> [東証P]
 今期経常は30%増益、前期配当を2円増額・今期は8円増配へ。
△高知銀 <8416> [東証S]
 今期経常は2.3倍増益へ。
△ヒガシHD <9029> [東証S]
 27年3月期は経常益2%増を計画し2円増配へ。

▼AIRMAN <6364> [東証P]
 今期6期ぶり営業減益へ。
▼千代建 <6366> [東証S]
 今期経常は85%減益へ。

 東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)トムソン <6480>、(2)サンワテク <8137>、(3)インターアク <7725>、(4)FIG <4392>、(5)クレスコ <4674>、(6)物語コーポ <3097>、(7)東応化 <4186>、(8)帝繊維 <3302>、(9)アイピーエス <4390>、(10)五洋建 <1893>。
 値下がり率上位10傑は(1)JMDC <4483>、(2)AIRMAN <6364>、(3)デジアーツ <2326>、(4)島精機 <6222>、(5)日油 <4403>、(6)日本MDM <7600>、(7)ホシデン <6804>、(8)新日本科学 <2395>、(9)Aクリエイト <8798>、(10)東京きらぼし <7173>。

【大引け】

 日経平均は前日比295.77円(0.47%)安の6万2417.88円。TOPIXは前日比11.45(0.30%)高の3840.93。出来高は概算で29億473万株。東証プライムの値上がり銘柄数は870、値下がり銘柄数は650となった。東証グロース250指数は842.66ポイント(14.31ポイント高)。

[2026年5月11日]


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