NY株式24日(NY時間15:34) ダウ平均 27257.59(-91.60 -0.33%) ナスダック 8318.95(+67.55 +0.82%) CME日経平均先物 21720(大証終比:+50 +0.23%) NY時間の終盤に入ってダウ平均は下げが続いている一方で、ナスダックは上げ幅を広げ最高値を更新している。きょうのNY株式市場でダウ平均は反落。キャタピラーとボーイングが決算を受けて下落しておりダウ平均を圧迫している。キャタピラーは中国での販売が弱かったほか、リストラや製造コストの上昇が利益を圧迫した。ボーイングは1株損益は予想外の赤字だった。売上高も予想を大きく下回っていた。737MAXの事故の影響が長期に渡っている兆候を示した格好。 来週月曜日にムニューシン米財務長官とライトハイザーUSTR代表が上海を訪問し、全般に渡って協議を行うことが明らかになった。市場では期待感を再び高めているようだが、最終合意にはほど遠い状況に変化はないとの見方も根強い。 ダウ採用銘柄ではキャタピラー、ボーイングのほか、P&G、ユナイテッド・ヘルス、ファイザー、メルクといったヘルスケアが軟調。一方、インテル、マイクロソフトが上昇しているほか、ゴールドマン、3Mも堅調。 ナスダックは最高値更新。TIの決算は減収減益だったものの、1株利益、売上高とも予想を上回り、半導体の需要回復の兆候を示すとの見方も出ている。これを受けて半導体関連は堅調に推移。 また、前半に下落していたアマゾンやフェイスブックも後半になってプラスに転じている。米司法省がIT大手が反トラスト法に違反して競争を阻害していないかどうか調査すると発表していたが、ムニューシン米財務長官も「アマゾンが米小売産業を破壊したとして、米司法省による調査着手は正しい」との見解を示していた。今後は大手IT企業に対する米当局の監視が厳しくなることも警戒され、序盤は売りが優勢となっていた。 ネットフリックスが10日ぶりに反発していることも指数をサポートしている。 写真動画共有アプリ「スナップチャット」を運営するスナップが大幅高。4-6月期の決算を発表しており、利用者が予想以上に加速した。 スナップ 17.45(+2.62 +17.67%) テキサス・インスツルメンツ 129.32(+9.25 +7.70%) アルファベット(C) 1137.82(-8.39 -0.73%) フェイスブック 204.55(+2.19 +1.08%) ネットフリックス 319.72(+12.42 +4.04%) テスラ 265.15(+4.98 +1.91%) アマゾン 1998.68(+4.19 +0.21%) エヌビディア 178.60(+2.94 +1.67%) ツイッター 38.78(+0.88 +2.31%) ダウ採用銘柄 J&J 129.57(+0.73 +0.56%) P&G 112.57(-1.29 -1.13%) ダウ・インク 52.60(-0.02 -0.04%) ボーイング 360.60(-12.47 -3.34%) キャタピラー 132.59(-5.52 -3.99%) ユナイテッド・テク 134.41(-0.53 -0.39%) ビザ 182.34(+1.44 +0.79%) ナイキ 86.60(-0.11 -0.12%) ウォルグリーン 55.09(+0.44 +0.80%) 3M 179.91(+2.39 +1.34%) エクソンモビル 75.51(+0.14 +0.18%) シェブロン 126.41(+0.59 +0.47%) コカコーラ 53.66(-0.68 -1.24%) ディズニー 141.32(+0.06 +0.04%) マクドナルド 212.97(-1.34 -0.63%) ウォルマート 112.24(+0.15 +0.13%) ホームデポ 214.47(+1.39 +0.65%) JPモルガン 116.73(+0.37 +0.31%) トラベラーズ 148.93(+1.43 +0.97%) ゴールドマン 221.88(+2.45 +1.12%) アメックス 128.02(-0.19 -0.14%) ユナイテッドヘルス 251.30(-3.71 -1.45%) IBM 149.90(-0.48 -0.32%) アップル 208.53(-0.31 -0.15%) ベライゾン 55.87(+0.39 +0.69%) マイクロソフト 140.42(+1.13 +0.81%) インテル 52.93(+1.18 +2.28%) ファイザー 42.85(-0.25 -0.57%) メルク 81.58(-0.45 -0.55%) シスコシステムズ 57.27(-0.44 -0.76%) minkabu PRESS編集部 野沢卓美
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