東京株式(大引け)=618円安、主力銘柄の決算プレーに翻弄され株高失速

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
 14日の東京株式市場で日経平均株価は前場にプラス圏で推移する場面もあったが、次第に値を消し、後場に入ってマイナス圏に転落。大引けにかけて下げ幅を広げ、安値引けで着地した。

 大引けの日経平均株価は前営業日比618円06銭安の6万2654円05銭と3日ぶり反落。プライム市場の売買高概算は31億6889万株、売買代金概算は12兆376億円。値上がり銘柄数は664、対して値下がり銘柄数は869、変わらずは38銘柄だった。

 きょうの東京市場は前日の米ハイテク株高を受け、リスク選好ムードでスタート。主力銘柄の一角が買われる形で全体相場に浮揚力が働いたが、その後は徐々に売り優勢の地合いとなった。決算発表シーズンが佳境を迎えるなか、前日に好決算を発表したソフトバンクグループ<9984>が軟調な値動きに。また、きょう取引時間中に発表を行ったフジクラ<5803>は概ね良好な決算内容だったもののストップ安に売り込まれ、市場センチメントを冷やした。両銘柄で日経平均を500円近く押し下げた。同じく決算出尽くし的な売りでは不動産株の下落も目立った。決算内容が素直に好感される銘柄もみられたが、プライム市場全体では半分以上の銘柄が値下がりした。売買代金は引き続き活況だった。きょう開かれた米中首脳会談に対する相場の反応は限定的だった。

 個別ではフジクラがストップ安に売られ、古河電気工業<5801>、住友電気工業<5802>も下落した。ソフトバンクGやキオクシアホールディングス<285A.T>、ディスコ<6146>、レーザーテック<6920>が軟調。三井金属<5706>が水準を切り下げ、三菱重工業<7011>、JX金属<5016>、ソニーグループ<6758>、任天堂<7974>が値下がりした。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>が安い。SREホールディングス<2980>、三井E&S<7003>が急落した。

 半面、アドバンテスト<6857>をはじめ、村田製作所<6981>やTDK<6762>、太陽誘電<6976>、ファナック<6954>が高い。SCREENホールディングス<7735>が大幅高。ニデック<6594>が値を飛ばした。トヨタ自動車<7203>やKDDI<9433>、中外製薬<4519>が堅調だった。

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