[5月18日からの展望]
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週間高低(カッコ内は日付) 5月11日〜5月15日
<国内> 始 値 高 値 安 値 帳入値 前週比
26年10月限 413.6 430.2(14) 410.7(11) 413.2 - 0.4
RSS先限 414.0 429.1(14 412.0(15) 412.0 - 6.0
TSR20 340.0 350.0(13) 340.0(11) 350.0 + 10.0
上海9月限 17890 18505(14) 17630(15) 17665 - 230
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東京外為市場 円相場(本日 15:15現在) 158.42円 前週末比 1.69円安
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【前週までのレビュー】原油高を手掛かりに、上昇基調が続くとみた。また、S&P
500やナスダック総合株価指数が史上最高値を更新し続けていることも支援材料とな
り、上値を模索するとみた。
【上海ゴムの急落で調整安場面】
JPXゴムRSS3号の活発限月10月限は、一代の高値を更新後、調整安場面とな
っている。10月限は、米国とイランの停戦協議の進展が鈍いことを背景とした原油高
を受けて、買いが先行、5月14日に430.2円まで上昇し、一代高値を更新した。
その後、上海ゴムの急落を背景に、15日に410円前後まで水準を引き下げている。
米国とイランが戦争終結に向けた動きが停滞している。このため、原油高からの買い
が入りやすい状況が続くとみる。また、インフレ懸念から銅などの資材価格も上昇して
いる。このため天然ゴムの長期の上昇トレンドは依然として継続しているとみる。た
だ、短期的には過熱感が出ているうえ、14日に発表された4月の米小売売上高が示す
ように、エネルギー価格の上昇により、金額ベースでは支出は増えているが、衣料品店
や百貨店の売上減少がみられるなど、非必需品を扱う業種では減速感が出ている。この
ため、天然ゴム市場も、短期的には調整安場面になりやすいとみる。
【中国消費者物価は伸び率拡大だが景気回復は鈍い】
中国国家統計局が日本時間の午前10時30分に発表した4月の消費者物価指数(C
PI)は、前年同月比1.2%の上昇となった。これで7カ月連続の上昇となり、前月
の1.0%から伸び率が拡大した。内訳をみると、中東情勢の悪化により、交通燃料が
17.4%の上昇と、前月3.4%上昇から急上昇した。一方、自動車は1.2%の下
落となるなど、耐久財は価格低下が続いている。また、同時に発表された4月の生産者
物価指数(PPI)は、同2.8%の上昇となり、2カ月連続での上昇となった。PP
Iの上昇もCPIと同様に、中東情勢の緊張による、原材料価格の高騰は背景にあると
みる。中国物価の上昇はコストプッシュ型であり、依然として景気の回復は鈍そうだ。
【上海9月限は一代高値をつけた後、調整安場面へ】
上海ゴムの中心限月の9月限は、調整安場面に入りそうだ。3月20日に1万581
0元まで下落後、同水準で支持されると、反発を開始。イラン情勢の緊張もあり、4月
7日に1万7000元に上昇、8日の停戦合意にもかかわらず、10日には1万732
5元まで上昇した。同水準で上値が重くなると、17日には1万6480元まで一時下
落した。だが、米国とイランの停戦協議が進まないと、再び地合いを引き締め、23日
には1万7560元まで上昇。27日に1万6970元まで押した後、原油高を手掛か
りに再び地合いを引き締め、5月14日には1万8395元の一代の高値を付けた。だ
が、1万8000元台の維持に失敗すると、15日には1万7500元目前まで下落し
ている。目先、調整安場面に入りそうだ。
調整安場面となれば、3月20日の安値1万5810元から5月14日の高値1万8
395元まで上昇の38.2%押しとなる1万7400元台が支持になる。同水準を割
り込むと、同期間の半値押しとなる1万7100元〜1万7000元の攻防になりそう
だ。一方、反発に転じれば、1万8000元台回復がポイントになる。これに成功すれ
ば、一代の高値1万8395元を試すことになる。
【東京ゴム活発限月の10月限のテクニカル要因】
ゴムRSS3号の活発限月の10月限は、上値を模索後、調整安場面になりつつあ
る。3月下旬からの値動きを確認すると、3月24日には金市場など他商品の急落もあ
り、投げと見られる売りが出て、367.0円まで下落した。だが、その後は、イラン
戦争の長期化懸念に伴うNY原油高に追随し買いが先行、4月7日には401.0円ま
で水準を引き上げた。8日に米国とイランが2週間の停戦で合意すると地合いを緩め、
17日には390.0円に軟化した。だが同水準で支持されると、停戦協議が進まない
ことから、ジリ高調の展開となった。特に4月22日からは一本調子の上昇となった。
5月中旬には上海高も加わり、14日には430.2円まで上値を伸ばし、一代の高値
を更新した。だが、その後は、上海ゴムが反転したことから、410円付近まで軟化し
ている。
調整色が強まれば、一目均衡表の基準線がある410円台や4月21日の安値39
2.0円から5月14日の高値430.2円までの上昇の61.8%押し水準がある4
06円台、さらには節目の400円が意識される。一方、再び地合いを引き締めれば、
420円台回復が最初の関門。これに成功すれば、節目の425円や14日に付けた一
代の高値430.2円が視野に入る。
【今週の注目ポイント】
引き続き原油相場に注目したい。米国とイランの停戦から戦争終結への協議が依然と
して難航している。交渉がさらに長期化するようなら、原油高から天然ゴム相場が再び
地合いを引き締める可能性がある。
【相場予想レンジ】
5月18〜22日のJPXゴムRSS3号10月限の中心レンジ予想は400〜43
0円前後。テクニカルの支持線410.1円(一目均衡表の基準線)、抵抗線は42
0.0円(節目)
<当面の予定(イベント・経済統計)>
18日 ●カナダ(ビクトリア女王誕生日)
中国住宅価格指数 2026年4月(国家統計局)
中国小売売上高 2026年4月(国家統計局)
中国鉱工業生産 2026年4月(国家統計局)
対米証券投資 2026年3月(財務省)
19日 国内総生産 2026年1-3月期1次速報 (内閣府)
鉱工業生産指数 2026年3月確報(経済産業省)
英雇用統計 2026年4月(国立統計局)
ユーロ圏貿易収支 2026年3月(EUROSTAT)
米中古住宅販売仮契約指数 2026年4月(全米不動産協会)
20日 ゴム指定倉庫在庫(大阪取引所)
独生産者物価指数 2026年4月(連邦統計庁)
英消費者物価指数 2026年4月(国立統計局)
英生産者物価指数 2026年4月(国立統計局)
ユーロ圏消費者物価指数 2026年4月確報(EUROSTAT)
米FOMC議事録公表 4月28-29日(FRB)
21日 機械受注 2026年3月(内閣府)
貿易収支 2026年4月速報(財務省)
ユーロ圏国際収支 2026年3月(ECB)
ユーロ圏製造業購買担当者景況指数 2026年5月速報(Markit)
ユーロ圏サービス業購買担当者景況指数 2026年5月速報(Markit)
米住宅着工・許可件数 2026年4月(商務省)
米新規失業保険申請件数(労働省)
米製造業景況指数 2026年5月(フィラデルフィア連銀)
22日 消費者物価指数 2026年4月(総務省)
上海ゴム指定倉庫在庫(上海期貨交易所)
英小売売上高 2026年4月(国立統計局)
独景況感指数 2026年5月(ifo)
米消費者信頼感指数 2026年5月確報値(ミシガン大)
建玉明細報告(CFTC)
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