日経平均株価 始値 60374.84 高値 62043.53 安値 60282.35 大引け 61684.14(前日比 +1879.73 、 +3.14% ) 売買高 25億490万株 (東証プライム概算) 売買代金 10兆5928億円 (東証プライム概算) ----------------------------------------------------------------- ■本日のポイント 1.日経平均は6日ぶり急反発、一時6万2000円 2.米イラン終戦期待で原油安、金利上昇は一服 3.インフレ懸念後退、主力株に買い戻し広がる 4.半導体軒並み高、エヌビディア好決算も追い風 5.ソフトバンクG急騰、オープンAI上場報道で ■東京市場概況 前日の米国市場では、NYダウが前日比645ドル高と反発した。米イラン交渉の進展期待からリスクオンの買いが優勢となった。 東京市場では、日経平均株価は寄り付きから大幅上昇してスタート。上げ幅は一時2200円あまりに達し、一気に6万2000円台を回復する場面があった。 21日の東京市場は、前日までのリスクオフの巻き戻しが急速に進んだ。米イラン戦闘終結期待を背景に原油相場が下落し、過度なインフレ懸念の後退から世界的な長期金利上昇に一服感が台頭。国内債券市場でも直近まで10年債利回りは急ピッチな上昇をみせていたが、本日はいったん歯止めがかかった。これを受け、株式市場では主力銘柄を中心に幅広く買い戻される展開に。日本時間朝方に発表された米エヌビディアの好決算も追い風に、AI・半導体セクターへの資金流入が目立った。なかでも、出資先の米オープンAIに上場申請報道が出たソフトバンクグループ<9984>がストップ高と急騰し、投資家の耳目を集めた。ハイテク株の影響が大きい韓国、台湾市場の上昇を横目に、後場に入っても全体相場はしばらく堅調に推移していたが、大引けにかけてはやや利益確定売りに押された。プライム市場の6割以上の銘柄が値上がりし、売買代金は10兆円超と活況だった。 個別ではソフトバンクGが値を飛ばし、東京エレクトロン<8035>やアドバンテスト<6857>、キオクシアホールディングス<285A>、レーザーテック<6920>が水準を切り上げた。イビデン<4062>、メイコー<6787>、KOKUSAI ELECTRIC<6525>が急伸。村田製作所<6981>やTDK<6762>、ファナック<6954>、キーエンス<6861>も高い。トヨタ自動車<7203>、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、日立製作所<6501>が堅調だった。 半面、日本郵船<9101>をはじめとする海運、SOMPOホールディングス<8630>など保険セクターが軟調。任天堂<7974>やソニーグループ<6758>、オリエンタルランド<4661>のほか、コナミグループ<9766>、バンダイナムコホールディングス<7832>も安い。ファーストリテイリング<9983>やKDDI<9433>、三井物産<8031>が値下がりした。 日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はSBG <9984>、東エレク <8035>、アドテスト <6857>、イビデン <4062>、TDK <6762>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約1596円。うち805円はSBG1銘柄によるもの。 日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、KDDI <9433>、コナミG <9766>、SOMPO <8630>、バンナムHD <7832>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約190円。うち116円はファストリ1銘柄によるもの。 東証33業種のうち上昇は21業種。上昇率の上位5業種は(1)情報・通信業、(2)電気機器、(3)ガラス・土石、(4)非鉄金属、(5)空運業。一方、下落率の上位5業種は(1)鉱業、(2)保険業、(3)海運業、(4)小売業、(5)その他製品。 ■個別材料株 △テンシャル <325A> [東証G] 上限2.7%の自社株買いを材料視。 △ダイナマップ <336A> [東証G] 除雪支援システムの出荷が2年で約9倍に。 △フライト <3753> [東証S] 27年3月期は4期ぶり営業黒字転換を計画。 △アステリア <3853> [東証P] 米スペースXのIPO申請書類公開が刺激材料に。 △ラクオリア <4579> [東証G] 導出先の米社がオプション権行使し一時金受領へ。 △村田製 <6981> [東証P] MLCCのAIデータセンター向け爆需獲得で業績変貌の思惑。 △インテM <7072> [東証G] 世界最大級の広告インテリジェンス「Browsi」とデータ連携開始。 △INEST <7111> [東証S] 今3月期営業2.4倍増益見通しで小型材料株の面目躍如。 △ニッコンHD <9072> [東証P] 「非公開化に向け検討」との報道。 △SBG <9984> [東証P] 米オープンAIが近くIPO申請と伝わる。 ▼楽天銀 <5838> [東証P] 再編の詳細が公表されて割高感意識。 ▼SOMPO <8630> [東証P] 今期純利益2割減予想で見切り売り優勢。 東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)ブイキューブ <3681>、(2)FIG <4392>、(3)SBG <9984>、(4)アステリア <3853>、(5)ソシオネクス <6526>、(6)イビデン <4062>、(7)メイコー <6787>、(8)コクサイエレ <6525>、(9)東洋炭素 <5310>、(10)ハーモニック <6324>。 値下がり率上位10傑は(1)楽天銀 <5838>、(2)SOMPO <8630>、(3)石油資源 <1662>、(4)アーレスティ <5852>、(5)シナネンHD <8132>、(6)日製鋼 <5631>、(7)楽天グループ <4755>、(8)OLC <4661>、(9)SBI新生銀 <8303>、(10)三機工 <1961>。 【大引け】 日経平均は前日比1879.73円(3.14%)高の6万1684.14円。TOPIXは前日比62.16(1.64%)高の3853.81。出来高は概算で25億490万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1014、値下がり銘柄数は504となった。東証グロース250指数は796.92ポイント(10.67ポイント高)。 [2026年5月21日] 株探ニュース
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