[今日の視点]貴金属=反発、NY高を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 貴金属は、反発して寄り付く見通し。金と銀はニューヨーク高を受けて買い優勢とな
ろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがドル建て現物相場の上昇を受けて堅調
となろう。
 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は114.02ドル
高の4493.03ドル、銀が266セント高の7565セント、プラチナが
27.67ドル高の1919.22ドル、パラジウムは5.74ドル高の
1374.48ドル。
 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=159.26/28円で、前営業日の
大引け時点から0.21円の円高。
 先限の寄り付き目安は、金が2万3605円前後、銀は402.0円前後、プラチナ
は9660円前後、パラジウムは7000円前後。
【NY金は米国とイランの暫定合意が支援】
 金はきのうの海外市場では、米国とイランの暫定合意を受けて買い優勢となった。
 金は米国とイランの暫定合意が支援要因になった。米国とイランは停戦を60日間延
長し、イランの核開発問題を巡り協議する覚書で合意した。ただトランプ大統領はまだ
承認していない。一方、イランのタスニム通信は、米国との協議に当たっている交渉チ
ームに近い関係筋の話として、覚書の文面はまだ最終化も確認もされていないと報じ
た。
 第1四半期の米国内総生産(GDP)改定値は前期比1.6%増だった。速報値の
2.0%増から下方修正され、市場予想の2.0%増を下回った。4月の米個人消費支
出(PCE)価格指数は前年比3.8%上昇し、2023年5月以来の大幅な伸びとな
った。米新規失業保険申請件数は前週から5000件増加し21万5000件となっ
た。イラン戦争が長期化する中、小幅増にとどまり、一時解雇(レイオフ)は比較的低
水準にとどまっている。米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は、連邦準備理事会
(FRB)の金融政策は今後の見通しを踏まえると適切な位置にあるとの認識を示し
た。
 銀はきのうの海外市場で、ドル高一服や金堅調を受けて押し目を買われた。
【NYプラチナはドル高一服や金堅調で安値から戻す】
 プラチナはきのうの海外市場では、ドル高一服や金堅調を受けて押し目を買われた。
 プラチナはドル高一服や金堅調が支援要因になった。米国とイランの武力衝突が圧迫
要因になったが、米国内総生産(GDP)の下方修正や米国とイランの暫定合意を受け
て押し目を買われた。
<今日の予定>
・労働力調査(失業率) 2026年4月(総務省)
・鉱工業生産指数 2026年4月速報(経済産業省)
・小売業販売額 2026年4月速報(経済産業省)
・独雇用統計 2026年5月(連邦雇用庁)
・独消費者物価指数 2026年5月速報(連邦統計庁)
・米卸売在庫 2026年4月速報値(商務省)
・シカゴ購買部協会景気指数 2026年5月(シカゴ購買部協会)
・建玉明細報告(CFTC)
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