前週は90ドル台前半で底堅く推移した。中東情勢の不透明感が増し、一時97. 00ドルまで値上がりしている。イスラレルとレバノンの交戦が報告され、その影響で 米国とイランの和平協議が止まった模様だ。トランプ米大統領は交渉が最終局面と発言 しているが、イラン側からは目立った変化は見られないとの報告が聞かれた。情報が錯 綜しているが、ホルムズ海峡の早期解放の見通しが立たず、原油相場は底堅さが目立っ た。 今週もイラン情勢次第で不安定な地合が続く。短期トレンドの先読みは難しい。米国 とイランの和平合意の見通しが立たない場合には、100ドル水準まで値上がりする可 能性がある。イスラエルとレバノンの軍事衝突が続き、米国とイランの武力行使なども 報告されると、値上がりリスクが高まる。ただし、改めて和平合意への期待感が高まる と、80ドル台後半まで軟化する。イラン情勢のヘッドラインに振り回されるだけの荒 れた展開が続く見通し。 予想レンジは85〜95ドル。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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