前週は430円台まで値上がりし、年初来高値を更新した。産地天候不順などを手掛 かりに、投機筋の物色意欲が強まった。中東情勢の不安定化で原油高が進行したが、世 界的に株価が堅調に推移したこともポジティブ。一時は436.80円まで値上がりし た。ただし、同水準では需要家の買い控えがみられ、週末にかけては上げ幅を削る展開 になった。為替がやや円安気味に推移したことはポジティブ。 今週は上げ一服後の調整売り優勢の展開になりやすい。5月上旬と同様に1万800 0元台前半では需要家の買い控え傾向が強く、上げ一服感が強い。ここから一気に一段 高を試すことは難しく、持高調整の動きが上値を抑えよう。ただし、タイヤ工場の稼働 率は高水準な一方、工場在庫の余剰感は乏しいとの報告がある。価格が低下すれば需要 家の調達意欲も強まりやすく、本格的な値崩れまでは求められない。上げ一服後の調整 安にとどまる可能性が高い。 予想レンジは415〜440円。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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