ドル円は160.25円付近での推移=NY為替

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
 NY時間の終盤に入って、ドル円は160.25円付近での推移となっている。160円を割り込むと押し目買いも見られ、介入警戒から上値に慎重ながらも160円台を固める展開。

 週末にイスラエルとイランとの間でミサイル攻撃の応酬が発生していたが、イランが軍事作戦の終了を宣言したこともあり、ドル高の動きは一服していたものの、ドル円は下値での買い意欲が強い。

 先週金曜日の米雇用統計はFRBのタカ派姿勢を正当化する内容で、市場はFRBの年内利上げ確率を完全に織り込んでいる。ストラテジストからは「労働需要の改善と根強いインフレという米マクロ経済の環境を背景に、FRBはより引き締め的な金融政策スタンスを維持すると見られ、ドルは今後も上昇基調を続ける可能性がある」との見方が出ている。

 米商品先物協会(CFTC)が金曜日に発表したIMM投機筋の建玉報告によると、レバレッジド・ファンドの円売り越しが2024年7月以来の高水準となっていた。日本の当局による介入にもかかわらず、ヘッジファンドなど投機筋は円ショートを積み上げていたことが示されている。

 日銀の6月利上げの可能性も高まり、短期金融市場では90%超の確率で織り込んでいる。ただ、日銀が利上げを実施したとしても、ドルの流れが変わらないようであれば、円高に振れたとしても一時的との見方も根強い。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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