【本日の見通し】ドル高基調継続も、動きはゆっくりしたものとなりそう ドル円は堅調地合いが継続。昨日の市場で160.39円を付けた後、東京夕方に159.86円まで急落する場面が見られた。大口の売りがきっかけと見られる。推定ではあるが、介入などではなく、160.00円に控える大口のドルコールオプションに絡んだ売りが入ったとみられている。160.00円を行使価格とするオプションは、昨日である程度満期が来たが、それなりの額が明日満期となっており、160円台での売り注文につながると見られる(160.00円のドルコールオプションを保有している参加者が160円台前半でドル売りを行い、その後160円を下回れば、売った分を買い戻して、再び160円超えで売りに回る、160円を下回らなければドルコールオプションを行使するという、いわゆるガンマプレイと呼ばれる取引)。 さらに、日本の通貨当局によるドル売り介入への警戒感も上値を抑える材料となっている。 中東情勢に関してはトランプ大統領が早期の解決に向けた発言を行っているが、これまでの状況から市場は具体的な動きがない限り反応しづらい状況にある。リスク警戒が残る形で、ドル買いが続くとみられる。 米国の年内利上げ期待を受けたドル買い意欲も見られる。この後のドル円は、地合い自体は堅調ながらも、上値追いはゆっくりしたものとなりそうだ。 ユーロドルは1.15ドル台前半を中心とした推移。1.1500ドル割れのユーロ売りには慎重姿勢が見られるが、戻りでは売りが出る展開。リスクは下方向と見ているが、ドル円同様にドル高の進展は緩やかなものとなりそう。 ユーロ円は184円台を中心とした推移か。ドル円の急落時も大台を維持しており、184.00円前後のしっかり感があるものの、対ドルでのユーロ売りの流れがあり、上値も抑えられそうで、レンジ取引を見込んでいる。 ポンドドルは1.33ドル台中心の推移。ユーロドル同様に、戻りでは売りが出る展開となっているが、1.32ドル台トライには慎重。 ポンド円は213円台中心の推移を見込んでいる。214.00円前後がどこまで重くなるか。戻り売りの展開を予想しているが、方向性がいまひとつはっきりしていない。 MINKABUPRESS 山岡
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