石油午前=上げ一服も、トランプ米大統領は攻撃継続を警告

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 国内石油市場は上昇。トランプ米大統領が連日でイラン攻撃を実施し、一時停戦合意
の破綻や協議の行き詰まりが想定されている。トランプ米大統領はイランに対して合意
に応じないなら明日も攻撃すると警告した。イラン外務省は米国との協議を見直すこと
を示唆したほか、イラン革命防衛隊(IRGC)はホルムズ海峡の完全封鎖を発表して
いる。時間外取引でニューヨーク原油は上昇も買いは一巡した。円相場は1ドル=
160円半ばで円安・ドル高の動きが落ち着いている。
 日中取引開始後、原油の2026年11月限は8万3500円まで急伸。ただ、上げ
一服後は押し戻されている。
 午前11時06分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
1150円安〜2260円高。
 午前11時06分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が461枚。
【中東産原油の供給増は瀬取りの拡大との見方】
 ホルムズ海峡を経由した石油供給が増加しているとの報道があるほか、トランプ米大
統領は先月から始まった米軍による石油タンカーなどの船舶への支援作戦によって、合
計で1億バレル以上の原油がホルムズ海峡を通過したと述べた。
 ただ、調査会社によると実際にはタンカーは通過しておらず、ホルムズ海峡付近での
瀬取りの増加が供給量の拡大を担っているとみられている。タンカーがホルムズ海峡を
経て外洋へ出航した場合、荷受するには再び海峡内に入るリスクがあるものの、瀬取り
であれば通過するリスクを低く抑えられるようだ。自動船舶識別装置(AIS)を切っ
たタンカーによる瀬取りはイラン当局の監視を免れているもよう。
【海外原油夜間取引=上げ一服】
 時間外取引でニューヨーク原油7月限は前日比1.63ドル高の91.66ドルで推
移。本日これまでの値幅は91.20〜93.64ドル。
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