[今日の視点]貴金属=反発、米イランの和平合意の可能性で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 貴金属は、反発して寄り付く見通し。金と銀は米国とイランの和平合意の可能性を受
けて買い優勢となろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが金堅調につれ高とな
ろう。
 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は144.89ドル
高の4235.90ドル、銀が345セント高の6744セント、プラチナが
40.31ドル高の1716.10ドル、パラジウムは30.75ドル高の
1277.43ドル。
 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=159.99/01円で、前営業日の
大引け時点から0.58円の円高。
 先限の寄り付き目安は、金が2万2220円前後、銀は345.0円前後、プラチナ
は8610円前後、パラジウムは6400円前後。
【NY金は米国のイラン攻撃方針が圧迫も攻撃中止で上昇】
 金はきのうの海外市場では、トランプ米大統領がカーグ島掌握の方針を示したことが
圧迫要因になったが、攻撃中止を発表したことをきっかけに地合いを引き締めた。
 金はトランプ米大統領がカーグ島掌握の方針を示したことが圧迫要因になったが、攻
撃中止を発表したことをきっかけに地合いを引き締めた。米大統領は、イランとの戦闘
終結に向けた和平合意について、早ければ今週末にも署名できる可能性があり、そうな
ればホルムズ海峡の通航が再開されると述べた。一方、イラン側は合意に関する最終決
定にはまだ至っていないと反論した。
 米新規失業保険申請件数は前週比4000件増の22万9000件だった。小幅な増
加にとどまり、労働市場が底堅く推移していることが示された。市場予想は21万
9000件だった。5月の米生産者物価指数(PPI)は前年比6.5%上昇し、3年
半ぶりの大幅な伸びとなった。一方、欧州中央銀行(ECB)は、政策金利である中銀
預金金利を2.0%から2.25%に引き上げた。2023年9月以来の利上げとなっ
た。
 銀はきのうの海外市場で、米大統領がイランの攻撃中止を発表したことをきっかけに
上昇した。
【NYプラチナは金堅調につれ高】
 プラチナはきのうの海外市場では、金堅調を受けて押し目を買われた。
 プラチナは金堅調が支援要因になった。トランプ米大統領がイランの攻撃中止を発表
した。米大統領は、イランとの戦闘終結に向けた和平合意について、早ければ今週末に
も署名できる可能性がある、とした。
<今日の予定>
・独消費者物価指数 2026年5月確報(連邦統計庁)
・英貿易収支 2026年4月(国立統計局)
・英鉱工業生産指数 2026年4月(国立統計局)
・米消費者信頼感指数 2026年6月速報値(ミシガン大)
・建玉明細報告(CFTC)
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