17日の東京株式市場は寄り付きこそ売りが先行したが、その後は一貫して上値を指向。後場は一段高に買われた後伸び悩んだが、500円弱の上昇をキープして取引を終えている。 大引けの日経平均株価は前営業日比497円75銭高の6万9902円25銭と5日続伸。プライム市場の売買高概算は21億1655万株、売買代金概算は10兆4130億円。値上がり銘柄数は931、対して値下がり銘柄数は578、変わらずは55銘柄だった。 きょうの東京市場は、朝方はややリスク回避ムードに傾いていた。前日の米国株市場で半導体関連株に大きく下げる銘柄が相次ぎ、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も大きく水準を切り下げたことで、半導体セクターの主力株中心に逆風が吹いた。しかし、安く始まったあとは大口の買いが入りすぐに切り返す展開に。中東情勢は戦闘終結に向けた覚書にイランと米国が署名したことで地政学リスクが後退、原油先物価格が下落基調となり、長期金利も低下し株式市場にはポジティブに働いた。半導体関連株もプラス圏に切り返す銘柄が相次ぎ日経平均を押し上げ連日の最高値更新。一時7万円台で推移していたが、大引けはわずかに届かなかった。なお、値上がり銘柄数は全体の6割にとどまった。 個別では、キオクシアホールディングス<285A.T>が高く、レーザーテック<6920>が急騰を演じた。太陽誘電<6976>、村田製作所<6981>などの電子部品株が買い人気を集め、東京エレクトロン<8035>、イビデン<4062>なども上昇した。みずほフィナンシャルグループ<8411>などメガバンクが堅調、川崎重工業<7012>も値を上げた。パナソニック ホールディングス<6752>が上値追い。タムロン<7740>、三井ハイテック<6966>が急騰した。日本ケミコン<6997>、日本エム・ディ・エム<7600>も大幅高に買われた。日本電波工業<6779>、日本トムソン<6480>も値を飛ばした。 半面、ソフトバンクグループ<9984>が下落、アドバンテスト<6857>も売りに押された。三井金属<5706>が利食われ、トヨタ自動車<7203>も弱い動き。日立製作所<6501>も軟調。Link-Uグループ<4446>が値下がり率トップに売られ、ダブル・スコープ<6619>も大幅安。不二製油<2607>の下げが目立つほか、筑波銀行<8338>、岩手銀行<8345>など地銀株に売られる銘柄が多くなっている。 出所:MINKABU PRESS
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