[今日の視点]貴金属=反落、米FRBの利上げ見通しで

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 貴金属は、反落して寄り付く見通し。金と銀はドル建て現物相場の下落を受けて売り
優勢となろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがニューヨーク安を受けて軟調
となろう。
 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は61.80ドル安
の4265.21ドル、銀が224セント安の6795セント、プラチナが39.02
ドル安の1744.92ドル、パラジウムは25.22ドル安の1321.73ドル。
 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=160.61/63円で、前営業日の
大引け時点から0.34円の円安。
 先限の寄り付き目安は、金が2万2570円前後、銀は340.0円前後、プラチナ
は8820円前後、パラジウムは6900円前後。
【NY金は米FOMC後のドル高が圧迫】
 金はきのうの海外市場では、米連邦公開市場委員会(FOMC)後のドル高を受けて
急落した。
 金は米連邦公開市場委員会(FOMC)後のドル高が圧迫要因になった。米FOMC
でフェデラルファンド(FF)金利誘導目標を3.50〜3.75%に据え置くと決定
した。ただ金利・経済見通しによると、政策担当者の半数近くが、政策金利を現行水準
に据え置くだけでは物価上昇率を2%の目標まで押し下げるのに不十分との見方に転じ
た。また米FOMC声明から将来の金利動向に関するガイダンスが全面的に削除された
ほか、声明の形式も見直され、ウォーシュ新議長の影響力が早くも表れ始めていること
が示された。
 5月の米小売売上高は前月比0.9%増加し、市場予想の0.5%増を上回る伸びと
なった。4月の米企業在庫は前月比0.5%増加し、堅調な伸びとなった。在庫投資が
第2四半期の経済成長に寄与する可能性を示唆している。伸びは市場予想と一致した。
 銀はきのうの海外市場で、米連邦公開市場委員会(FOMC)後のドル高を受けて急
落した。
【NYプラチナは米FOMC後のドル高が圧迫】
 プラチナはきのうの海外市場では、米連邦公開市場委員会(FOMC)後のドル高を
受けて急落した。
 プラチナは米連邦公開市場委員会(FOMC)後のドル高が圧迫要因になった。金利
据え置きが決定されたが、政策担当者の利上げ見通しを受けてドル高に振れた。また米
FOMC声明から将来の金利動向に関するガイダンスが全面的に削除された。
<今日の予定>
・政策金利公表(スイス国立銀行)
・ユーロ圏国際収支 2026年4月(ECB)
・英雇用統計 2026年5月(国立統計局)
・英中銀(BOE)政策金利公表
・米新規失業保険申請件数(労働省)
・米製造業景況指数 2026年6月(フィラデルフィア連銀)
・対米証券投資 2026年4月(財務省)
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