[今日の視点]貴金属=続落、NY安を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 貴金属は、続落して寄り付く見通し。金と銀はニューヨーク安を受けて売り優勢とな
ろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがニューヨーク安を受けて軟調となろ
う。
 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は97.50ドル安
の4203.80ドル、銀が311セント安の6558セント、プラチナが57.84
ドル安の1692.86ドル、パラジウムは55.86ドル安の1275.92ドル。
 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=161.35/37円で、前営業日の
大引け時点から0.73円の円安。
 先限の寄り付き目安は、金が2万2365円前後、銀は336.0円前後、プラチナ
は8600円前後、パラジウムは6900円前後。
【NY金はドル高や原油安一服が圧迫】
 金はきのうの海外市場では、ドル高や原油安一服を受けて戻りを売られた。
 金はドル高や原油安一服が圧迫要因になった。米国とイランが戦争終結に向けた覚書
に電子署名した。しかし、イスラエル軍は、レバノン南部における自軍の展開領域の拡
大を示す地図を公表した。またこの地域を越えた攻撃の実施も排除しないとし、レバノ
ンの主権尊重を求める米国とイランの暫定合意の条件に反発した。バンス米副大統領
は、覚書署名に対するイスラエルの批判について、「自分なら世界に唯一残っている強
力な同盟国を攻撃しないだろう」と非難した。
 米新規失業保険申請件数は前週比4000件減の22万6000件だった。ただ申請
件数はやや高い水準にとどまっており、6月の雇用の伸びが緩やかになる可能性が示唆
された。市場予想は22万5000件だった。
 銀はきのうの海外市場で、ドル高や原油安一服、金軟調を受けて戻りを売られた。
【NYプラチナはドル高や原油安一服、金軟調が圧迫】
 プラチナはきのうの海外市場では、ドル高や原油安一服、金軟調を受けて戻りを売ら
れた。
 プラチナはドル高や原油安一服、金軟調が圧迫要因になった。米国とイランが戦争終
結に向けた覚書に電子署名したが、イスラエル軍がレバノン南部から撤退せず、先行き
懸念が残っている。トランプ米大統領は、レバノンの親イラン武装組織ヒズボラとイス
ラエルの戦闘を含め、米国は「あらゆる戦線での完全な停戦」を期待していると述べ
た。
<今日の予定>
●中国、香港(端午節)、米国(奴隷解放記念日)
・消費者物価指数 2026年5月(総務省)
・金融政策決定会合議事要旨公表 4月27-28日分(日本銀行)
・英小売売上高 2026年5月(国立統計局)
・独生産者物価指数 2026年5月(連邦統計庁)
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