介入警戒感と地合いの強さでドル円上下ともに動きにくい展開=東京為替概況 ドル円はほぼ膠着。朝からのレンジは161.53-161.74円となっている。昨日の海外市場で一時161.93円まで上昇。2024年7月に付けた161.95円の高値に迫った。その後片山財務相と米ベッセント財務長官がオンライン会談を行ったとの報道が流れたことで161.08円まで急落も、NY市場の時間中に161円台後半を付けるなど、堅調な地合いが継続して東京朝を迎えた。 東京市場では地合いの強さと介入警戒感で上下ともに動きにくい展開。片山財務相は会談を行ったことを認め、現状の外国為替市場について、必要とあれば断固たる措置を取ると日米で合意と発言した。このところ「断固たる」との表現を避けていた印象があるだけに、介入警戒感が広がった。ただ、実際に介入が入らない限り、日米金利差を意識したドル高円安の流れが継続との思惑が広がっており、下値もしっかりとなっている。 ドル円を除くとドルは全般にやや堅調。中東情勢警戒の継続と、先週の米FOMCでのタカ派姿勢を受けたドル高が支えとなっている。特にリスク警戒からの新興国・資源国通貨に対するドル高が目立ち、豪ドルは対ドルで朝の0.7006から0.6950ドル台を付けた。 ユーロドルは安値圏もみ合い。昨日の海外市場で1.1419ドルを付けたユーロドルは、更なる下押しに慎重も、戻りは1.1432ドルまでにとどまった。午後に1.1419ドルを付ける場面も、昨日の安値を下回っての売りにはつながらず、朝からのレンジは1.1419-1.1432とドル円同様にかなり狭い範囲にとどまっている。 昨日のドル円の下げと、その後の対ドルでのユーロ安を受けて、昨日海外市場で185.40円から184.39円を付けたユーロ円。184円台半ば超えで始まると、184.60/70円を中心とした推移となった。その後ロンドン勢が入ってきて、184.80円台まで小幅に上昇。 ポンドドルは1.3250ドルを挟んでの推移。昨日はスターマー首相の辞任でポンド買い。政権の混乱が重石となっていたが、辞任が決まったことで、いったんイベントクリアでの買い戻しが出ている。海外市場で1.3270ドル台まで反発も、東京市場では少し下げてもみ合った。 ポンド円は214.00円を挟んでの推移。ドル円での介入警戒感が上値追いに慎重な動きを誘うものの、下がると買いが出る展開で方向感がはっきりしなかった。 MINKABUPRESS 山岡
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