NY時間に入って下げ渋っているものの、ユーロドルは下値模索が続いており、1.13ドル台前半まで下落する場面が見られた。1.14ドルをブレイクし、下値メドが見えづらい状況になっているが、2025年2月の安値から2026年1月の高値までの上昇波のフィボナッチ38.2%戻しが1.13ドル台前半に来ている。その水準を完全にブレイクするようであれば、50%戻しの1.11ドル台前半までの下落の可能性も高まる状況。一方、ユーロ円は183円台前半まで一時下落したものの、NY時間に入って下げ渋る動きも見られている。 アナリストは、FRBとECBの金融政策に対する市場予想のかい離がユーロドルを1年ぶりの安値水準へ押し下げていると指摘。市場がFRBによる複数回の利上げを織り込む方向に動いている一方、ユーロ圏の金利市場ではECBの追加利上げの必要性に対する確信が弱まっているという。 また、前日発表のユーロ圏のPMIは、エネルギー価格ショックへの反応として景気が減速していることを示しており、ECBの利上げ期待後退をさらに後押ししていると指摘。これに対し、米経済は比較的影響を受けていないように見える。前日の米PMIは予想を上回る強い内容となっていた。 EUR/USD 1.1357 EUR/JPY 183.72 EUR/GBP 0.8626 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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