【本日の見通し】ドル円は堅調地合い維持も、介入警戒感が上値トライ抑える

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
【本日の見通し】ドル円は堅調地合い維持も、介入警戒感が上値トライ抑える
   
 ドル円は161円台後半で堅調な動きを続けている。2024年7月に付けた161.95円を意識する展開が続く。月曜日の161.93円に続き、昨日は161.84円まで上値を伸ばしたものの、161.95-162.00円の上値抵抗水準を崩すほどの勢いは見られなかった。
  
 今日もしっかりした動きが見込まれる。先週の米FOMCでのタカ派姿勢を受けた米国の早期利上げ期待もあり、日米金利差を狙った円キャリー取引の継続が見込まれており、下値をしっかり支えている。一方で、介入警戒感が積極的な上値追いを抑えており、じりじりと上値を試す展開を見込んでいる。なお、162.00円をしっかり超えると、ストップロス注文を巻き込んだドル買いが入る可能性がある。
  
 一方で介入警戒感も高まっている。片山財務相とベッセント財務長官は22日にオンライン会談を行っており、介入実施に向けた準備が進んでいるとみられる。ドル全面高の流れの中で介入の効果については限定的に留まる可能性があるものの、その規模によっては3-5円程度のドル安円高が一時的に進む可能性が高い。それだけに、介入警戒感が強まる161.95円近くでの買いには慎重姿勢が続きそう。
  
 ユーロドルはドル高を受けて海外市場で一時 1.1325 ドルを付けた。NY午後に少し戻しているが、上値の重さが印象的。この後もドル高が優勢な展開が見込まれる。
  
 ポンドドルでもドル高が優勢で、昨日は1.3200ドル前後での推移から1.3140ドル付近まで下落した。こちらも戻りでは売りが出る展開を見込んでいる。
  
 ユーロ円は対ドルでのユーロ売りに押されて183.17円まで一時下げた。ユーロドルの重さが継続するとみられ、上値の重さが続きそう。ただ、ドル円が162円を超えて上に跳ねるようだと、一気の反発もあるだけに注意が必要。
  
 ポンド円は一時212.55円まで下げた後、213円台を回復。戻り売りの流れが継続しているが、こちらもやや不安定な動きを見込んでいる。
  
MINKABUPRESS 山岡

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