[今日の視点]貴金属=反発、NY高を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 貴金属は、反発して寄り付く見通し。金と銀はニューヨーク高を受けて買い優勢とな
ろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがニューヨーク高を受けて堅調となろ
う。
 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は48.31ドル高
の4030.49ドル、銀が95セント高の5777セント、プラチナが46.80ド
ル高の1598.90ドル、パラジウムは23.56ドル高の1186.35ドル。
 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=161.76/78円で、前営業日の
大引け時点から0.07円の円高。
 4月限の寄り付き目安は、金が2万1405円前後、銀は305.0円前後、プラチ
ナは8080円前後、パラジウムは6400円前後。
【NY金は米利上げ観測後退が支援】
 金はきのうの海外市場では、米連邦準備理事会(FRB)の利上げ観測後退を受けて
買い優勢となった。
 金は米連邦準備理事会(FRB)の利上げ観測後退が支援要因になった。5月の米個
人消費支出(PCE)価格指数は中東紛争でエネルギー価格が押し上げられたことから
前年比4.1%の上昇となった。市場予想は4.1%上昇。4月は3.8%上昇で改定
はなかった。米FRBの7月利上げ観測が後退し、ドル安に振れた。
 シンガポール船籍のコンテナ船「エバー・ラブリー」が、ホルムズ海峡を通過しよう
とした際に攻撃を受けたとされる事件で、米当局者2人が発砲したのはイランだったと
明らかにした。イランが設置した「ペルシャ湾海峡当局(PGSA)」は、同当局が定
めた航路から外れて航行する船舶については安全な通航を保証しないと表明した。原油
高となったが、海運データ分析会社ケプラーによると、米国とイランの戦闘終結の覚書
合意によるホルムズ海峡の再開を受け、今週の海峡経由の原油輸送量が2月末の交戦開
始以降で最も多くなった。原油高が続くかどうかを確認したい。
 銀はきのうの海外市場で、予想通りの米個人消費支出(PCE)価格指数や金堅調を
受けて買い優勢となった。
【NYプラチナはドル安や金堅調が支援】
 プラチナはきのうの海外市場では、ドル安や金堅調を受けて買い優勢となった。
 プラチナはドル安や金堅調が支援要因になった。予想通りの米個人消費支出(PC
E)価格指数を受けて米連邦準備理事会(FRB)の7月利上げ観測が後退した。
<今日の予定>
・貴金属取引 2027年6月限発会(大阪取引所)
・米卸売在庫 2026年5月速報値(商務省)
・米消費者信頼感指数 2026年6月確報値(ミシガン大)
・建玉明細報告(CFTC)
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