[本日の見通し]石油=大幅高、ホルムズ海峡の管理を巡りオマーンは板挟み

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 日中取引開始後、原油の2026年11月限は大幅高。ただ、夜間取引で上げは一服
している。
 ホルムズ海峡の航行は、北側のイラン・ルートではなく南側のオマーン・ルートを中
心に航行が回復していたが、イランはオマーン側を通る貨物船を攻撃した。イランは革
命防衛隊(IRGC)と調整のうえ航行するよう要求していたものの、警告を無視する
船舶が多く、攻撃に至ったようだ。
 報道を見る限り、ホルムズ海峡をイランとオマーンが共同で管理するというイランの
目標は足踏みしているように見える。ホルムズ海峡管理というイランの主張をオマーン
は否定していないが、通行料を否定する米国など国際的な圧力もあって板挟みとなって
いるのが現状だろう。米WSJの報道によると、イランはオマーンだけでなくペルシャ
湾岸諸国とホルムズ海峡の管理を検討しつつあるようだ。この海峡を巡る駆け引きは引
き続き相場を動かすだろう。
 時間外取引でニューヨーク原油8月限は前日比0.40ドル安の71.52ドルで推
移。本日これまでのレンジは71.27〜71.61ドル。
 原油11月限の予想レンジは7万0500円から7万1500円、ガソリン先限は
9万0000円から10万0000円、灯油先限は10万0000円から11万
0000円。
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