5月米PCEデフレーターを受けて、金相場は更に値を崩す展開が回避された。4月 と比較してインフレ圧力が一段と強くなったことが確認されているが、マーケットでは 想定されていた範囲内の数値との冷静な評価が優勢だった。改めてインフレ警戒感から 米金利上昇・ドル高を進める動きが見送られたことはポジティブ。既に米長期金利は利 上げ観測の織り込み一巡でピークアウトしているが、ドル高圧力についても一服感をも たらすことができるのかが問われる地合になる。前日の4000ドル割れでも現物市場 主導の安値修正はみられず、金相場の反発はドル高圧力一服の有無に強く依存する。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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