ドル売り優勢、原油安や株式調整圧力を受けて ユーロドル1.14台回復=ロンドン為替概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
ドル売り優勢、原油安や株式調整圧力を受けて ユーロドル1.14台回復=ロンドン為替概況

 ロンドン市場は、ドル売りが優勢。原油安、米債利回り低下、株式市場の調整の動きなどが為替市場においてもドル高に対する調整を促している。ドル円は昨日の上昇が161.95付近までにとどまり、162円台に届かなかったことが短期的なポジション調整につながった面も指摘される。ただ、下押しは161.50台までと限定的。ユーロドルは1.13台半ばから1.14台乗せへと上昇している。対円や対ポンドでもユーロは堅調だ。ポンドドルは1.31台後半から1.32台前半へと上昇。対円でもユーロ円とともに買われている。このあとNY市場では一段と株安、原油安などが進行するのかどうかを見極めることとなろう。

 ドル円は161円台後半での取引。東京午前に161.85付近まで買われたが、その後は上値重く推移している。ロンドン時間には安値を161.53付近に広げている。戻り高値は161.70台までにとどまり、上値を抑えられている。ただ、欧州株や米株先物・時間外取引が軟調推移するなかで、161.50レベルはサポートされている状況。狭いレンジで揉み合っている。

 ユーロドルは1.14付近での取引。東京午前に1.1354付近まで下押しされたあとは、上昇に転じている。ロンドン市場では高値を1.1412付近に伸ばしている。ユーロ円も買われており、東京昼過ぎの183.72付近を安値にロンドン市場では高値を184.37付近に更新している。対ポンドでも堅調に推移しているが、特段のユーロ買い材料は見いだせず。原油安が欧州エネルギー価格の低下につながるとの発想や、ドル安の受け皿としてのユーロなどの構図も想起される。

 ポンドドルは1.32台前半での取引。東京昼にかけて1.3180付近まで軟化したあとは、上昇に転じている。ロンドン時間には高値を1.3229付近に伸ばしている。ポンド円は東京昼過ぎの213.22付近を安値に、ロンドン市場では213.76付近まで買われている。ユーロポンドは0.8611から0.8631までのレンジでユーロ買い・ポンド売りが優勢になっている。特段のポンド売り材料は見当たらない。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

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