前週は一時4000ドルを割り込んで年初来安値を更新した後、4100ドル水準ま で切り返す展開になった。米利上げ観測を背景としたドル高圧力を背景に、下値模索の 展開になった。ドルインデックスが年初来高値を更新したことが、金相場の年初来安値 更新を促した。ただし、5月PCEデフレーターの発表後は材料出尽くし感が強まり、 ドル高一服から金相場は下げ幅を縮小する展開になった。 今週もドル次第の展開が続く。米連邦公開市場委員会(FOMC)後のドル高圧力が 一服すると、金相場も下げ一服後の自律反発局面になる。特に原油相場の値下がりが続 き、米金利低下・ドル安が進むと、4300ドル水準まで切り返す可能性がある。ただ し、米利上げ観測の早期解消は難しく、当面は自律反発の有無の目線にとどまる。7月 2日の米雇用統計がイベントリスクになる。 予想レンジは3950〜4300ドル。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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