[今日の視点]石油=売り優勢か、週末で米国とイランの衝突は一巡

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 国内市場は売り優勢か。中心限月の2026年11月限で100〜300円安程度を
想定する。先週末の海外原油が反落したことが重し。週末にかけてホルムズ海峡付近で
米国とイランの武力衝突が発生したが、金融市場が始まる前に一巡している。円相場は
1ドル=161円後半で推移しており、先週末の水準とほぼ変わらず。
 先週、イランがホルムズ海峡を航行する貨物船を攻撃したことで、米軍がイランに報
復した。この報復攻撃を受けたイランは中東各地の米軍基地に反撃し、パナマ船籍のタ
ンカーにも攻撃を加えた。ただ、双方が攻撃を停止し、今週協議を実施すると報道され
ており、衝突の激化は回避されたようだ。
 イスラエルはレバノン侵攻を継続し、パレスチナ自治区ガザでも空爆を続けるなど、
覚書は遵守されていない。イランはホルムズ海峡の航行を巡って指示に従わない船舶へ
の攻撃を続ける可能性が高く、危険なホルムズ海峡を通じた供給は十分に回復しないだ
ろう。覚書の破綻も時間の問題ではないだろうか。
 時間外取引でニューヨーク原油8月限は前日比1.11ドル高の70.34ドルで取
引されている。本日これまでのレンジは69.78〜70.97ドル。
<今日の予定>
◆ 日本 ◆
【経済】08:50 小売業販売額 2026年5月速報(経済産業省)
◆ イギリス ◆
【経済】17:30 マネーサプライ 2026年5月(BOE)
◆ アメリカ ◆
【農産】6/30 00:00 週間穀物輸出検証高(USDA)
【農産】6/30 05:00 週間穀物生育進度・作況状況(USDA)
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