貴金属は、軒並み下落して寄り付く見通し。金と銀はニューヨーク安を受けて売り優 勢となろう。プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナがニューヨーク安を受けて軟調と なろう。 午前8時10分現在の現物相場は前営業日の引け時点と比べ、金は39.02ドル安 の4141.77ドル、銀が42せント安の6066セント、プラチナが29.20ド ル安の1707.20ドル、パラジウムは16.86ドル安の1170.48ドル。 午前8時10分現在のドル・円相場は1ドル=157.76/78円で、前営業日の 大引け時点から0.01円の円安。 先限の寄り付き目安は、金が2万1580円前後、銀は309.0円前後、プラチナ は8425円前後、パラジウムは6100円前後。 【NY金は米国債の利回り上昇が圧迫】 金は前週末の海外市場では、予想以下の米雇用統計も米国債の利回り上昇を受けて戻 りを売られた。 金は米国債の利回り上昇が圧迫要因になった。9月の米雇用統計によると、非農業部 門雇用者数は2万9000人増で、前月から伸びが鈍化し、市場予想の9万人増を下回 った。過去2カ月分も大幅に下方改定された。失業率は4.2%で、前月の4.1%か ら上昇した。10月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での金利据え置きが見込まれ たが、米国債の利回りが上昇すると、戻りを売られた。インフレ懸念や国債の大量発行 が背景にある。また仏10年債利回りは約25年ぶりに5%付近まで上昇した。 トランプ米政権の主要閣僚が、大統領山荘キャンプデービッドに集まり、イラン戦 争、イエメンの親イラン武装組織フーシ派とサウジアラビアの紛争への対応を協議し た。フーシ派は、サウジの首都リヤドにあるサウジアラムコの施設を弾道ミサイルと無 人機で攻撃したと発表した。イエメン暫定政権は、フーシ派に対する大規模な軍事作戦 の開始を発表し、全土の掌握を目指すとした。 銀は前週末の海外市場では、米国債の利回り上昇や金軟調を受けて戻りを売られた。 【NYプラチナは米国債の利回り上昇や金軟調が圧迫】 プラチナは前週末の海外市場では、米国債の利回り上昇や金軟調を受けて戻りを売ら れた。 プラチナは米国債の利回り上昇や金軟調が圧迫要因になった。予想以下の米雇用統計 を受けて10月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での金利据え置きが見込まれた が、米国債の利回りが上昇すると、戻りを売られた。インフレ懸念や国債の大量発行が 背景にある。一方、主要7カ国(G7)は首脳共同声明で、世界のエネルギー市場の安 定化に向け、国際エネルギー機関(IEA)を通じてディーゼル燃料(軽油)などの石 油備蓄1億バレルを協調放出すると発表した。 <今日の予定> ●中国(国慶節)、オーストラリア(勤労感謝の日) ・ユーロ圏サービス業購買担当者景況指数 2026年9月確報(Markit) ・ユーロ圏購買担当者総合景況指数 2026年9月確報(Markit) ・ユーロ圏生産者物価指数 2026年8月(EUROSTAT) ・米非製造業景況指数 2026年9月(ISM) MINKABU PRESS
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