時間外取引でニューヨーク原油8月限は前日比0.40ドル高の69.63ドルで推 移。本日これまでのレンジは69.32〜70.97ドル。 今晩の海外原油は反発か。ホルムズ海峡の航行を管理しようとするイランと、これに 反対する米国で交戦が発生したことが相場を押し上げるだろう。米国とイランが合意し た覚書ではイランによるホルムズ海峡の管理が明言されているものの、米国は反対して いる。レバノンの停戦も実現されておらず、合意が破綻するリスクが意識されている。 また、米国とイランの軍事衝突が再び発生しないとも限らず、ホルムズ海峡は安全では ない。イランの管理もあって、ホルムズ海峡の航行は低迷する見通しだ。世界の石油在 庫が取り崩されるなかで原油安が続くとは思えない。 ただ、イラン戦争が勃発し、世界の石油在庫は減少を続けているが、在庫動向が相場 の展開を支配するわけではないことも認識しなければならない。需要と供給のバランス によって在庫が増加あるいは減少し、値動きが発生するという考え方がファンダメンタ ルズの基礎だと信じられていたが、現在の相場を見る限り、そうとも限らないようだ。 何を手掛かりに値動きを見通すのが妥当なのか非常に悩ましい。 <今夜の予定> ◆ イギリス ◆ 【経済】17:30 マネーサプライ 2026年5月(BOE) ◆ アメリカ ◆ 【農産】6/30 00:00 週間穀物輸出検証高(USDA) 【農産】6/30 05:00 週間穀物生育進度・作況状況(USDA) MINKABU PRESS
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