日経平均株価 始値 67704.16 高値 68432.68 安値 66819.05 大引け 66819.05(前日比 -1437.91 、 -2.11% ) 売買高 23億6115万株 (東証プライム概算) 売買代金 11兆1412億円 (東証プライム概算) ----------------------------------------------------------------- ■本日のポイント 1.日経平均は1400円超の急落で安値引け、6万7000円割れ 2.米半導体株安を受け、同関連株中心にリスク回避の流れに 3.韓国KOSPIが乱高下、東京株式市場もこれに追随する展開 4.再び不透明感が漂う中東情勢も警戒、買い手控えの要因に 5.値下がり銘柄数6割強も、売買代金上位の主力株は全面安 ■東京市場概況 前日の米国市場では、NYダウは前日比130ドル安と3日ぶりに反落した。AI・半導体関連株が売られたほか、原油先物相場の上昇も重荷となった。 東京市場では、上下に非常に値動きの荒い展開となり、日経平均株価は乱高下の後、1400円あまりの急落で安値引けとなった。 8日の東京市場は、リスク回避ムードが一段と強まった。ここ株価連動性が高まっている韓国株市場の値動きに終始振り回される地合いとなっている。前日の米国株市場で半導体株を中心に売り込まれる展開となり、その流れを引き継いだが、寄り後に日経平均は急速に下げ渋る場面もあった。これは韓国の主要株価指数であるKOSPIがリバウンドに転じたのを受け、これに追随する形となったもの。しかし、その後KOSPIが売り直され、日経平均も再び下値を探る動きに。このほか、イラン側がホルムズ海峡で2隻の商船を攻撃したと伝わるなど、中東情勢が再び不透明感を増していることも嫌気された。値下がり銘柄数はプライム市場全体の6割強にとどまったが、売買代金上位を占める主力銘柄はほぼ全面安商状に売られている。 個別では、売買代金で群を抜くキオクシアホールディングス<285A>が小幅ながら下落。太陽誘電<6976>が急落、アドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>、ディスコ<6146>など半導体製造装置関連の下げも目立つ。三菱重工業<7011>、JX金属<5016>などが売られ、SUMCO<3436>も軟調だった。古河電気工業<5801>も売りに押された。三井金属<5706>も安い。日本ケミコン<6997>、ダイヘン<6622>などが大幅安となり、マルマエ<6264>、HOYA<7741>、武蔵精密工業<7220>なども大きく下値を探る展開を強いられた。 半面、みずほフィナンシャルグループ<8411>がしっかり、KDDI<9433>、アサヒグループホールディングス<2502>も堅調だった。INPEX<1605>が上昇、SOMPOホールディングス<8630>も買いが優勢だった。TAKARA & COMPANY<7921>が一時ストップ高まで買われ、荒川化学工業<4968>も値を飛ばした。TOKYO BASE<3415>も物色人気。 日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はKDDI <9433>、メルカリ <4385>、アサヒ <2502>、花王 <4452>、高島屋 <8233>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約26円。 日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857>、東エレク <8035>、ファストリ <9983>、ファナック <6954>、イビデン <4062>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約720円。 東証33業種のうち上昇は9業種。上昇率の上位5業種は(1)鉱業、(2)海運業、(3)パルプ・紙、(4)証券・商品、(5)水産・農林業。一方、下落率の上位5業種は(1)精密機器、(2)非鉄金属、(3)機械、(4)建設業、(5)電気機器。 ■個別材料株 △INPEX <1605> [東証P] 再び中東情勢への警戒感強まりWTI価格上昇。 △アサヒ <2502> [東証P] 26年12月期は6割営業増益で5円増配を予想。 △AIFCG <254A> [東証S] 26年7月末時点の株主に特別株主優待を実施へ。 △サーラ <2734> [東証P] 26年11月期利益予想と配当予想を上方修正。 △荒川化 <4968> [東証P] ニッチトップ系・半導体材料株シフトの流れに乗る。 △GO <581A> [東証G] 「Japan Travel by NAVITIME」と機能連携。 △放電精密 <6469> [東証S] 放電加工・表面処理事業好調で27年2月期業績予想を上方修正。 △アスタリスク <6522> [東証G] 北米市場でのRFIDソリューション事業の本格拡大を引き続き材料視。 △日本プロセス <9651> [東証S] 27年5月期は2ケタ営業増益で16円増配へ。 △CSP <9740> [東証P] 配当予想の上方修正と第1四半期営業増益を好感。 ▼パルHD <2726> [東証P] 良好な決算内容も目先材料出尽くし感。 ▼インフォメテ <281A> [東証G] 新株予約権発行で希薄化懸念。 東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)宝&CO <7921>、(2)YTL <1773>、(3)荒川化 <4968>、(4)T-BASE <3415>、(5)GMOインタ <4784>、(6)愛媛銀 <8541>、(7)ボードルア <4413>、(8)MTI <9438>、(9)タツモ <6266>、(10)セルシス <3663>。 値下がり率上位10傑は(1)太陽誘電 <6976>、(2)バローHD <9956>、(3)日ケミコン <6997>、(4)ダイヘン <6622>、(5)化工機 <6331>、(6)ワイエイシイ <6298>、(7)シンフォニア <6507>、(8)マルマエ <6264>、(9)HOYA <7741>、(10)武蔵精密 <7220>。 【大引け】 日経平均は前日比1437.91円(2.11%)安の6万6819.05円。TOPIXは前日比55.83(1.37%)安の4006.43。出来高は概算で23億6115万株。東証プライムの値上がり銘柄数は564、値下がり銘柄数は960となった。東証グロース250指数は711.43ポイント(19.20ポイント安)。 [2026年7月8日] 株探ニュース
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