ダウ平均は大幅安 中東情勢の緊迫化が再燃 トランプ発で動揺=米国株序盤

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY株式8日(NY時間12:00)(日本時間01:00)
ダウ平均   52127.14(-798.01 -1.51%)
ナスダック   25580.57(-238.12 -0.92%)
CME日経平均先物 66985(大証終比:+175 +0.26%)

 きょうのNY株式市場、ダウ平均は一時850ドル超の大幅安となっているほか、ナスダックも大幅安。中東情勢の緊迫化が再燃しており、原油が急騰し、米国債利回りも上昇していることが米株式市場を圧迫している。

 中東情勢についてはトランプ大統領の発言が市場を動揺させている。大統領は、イランとの暫定的な停戦は終わったとの認識を示した。NATOの年次首脳会議が開かれているトルコのアンカラで、ルッテ事務総長と伴に会見し「私としては、もう終わったと思っている。時間の無駄に過ぎない」と述べたほか、「恐らく今夜もイランを激しく攻撃するだろう」とも述べていた。これを受けてWTI先物は76ドル台まで上昇している。

 市場は午後のFOMC議事録に注目している。ウォーシュ議長初の会合だが、この会合では政策金利が据え置かれた一方、インフレ圧力が続けば追加利上げが必要になる可能性が示唆された。

 「今回のFOM議事録は不確定要素となる可能性がある。ウォーシュ議長はFOMC後の会見で極めて慎重な発言に終始したためだ」と指摘。「これまでであればパウエル前議長が会合での議論をかなり詳細に説明していたが、ウォーシュ議長はそうしなかった。そのため、タカ派的な内容になると見られている今回の議事録には、市場を驚かせる内容が含まれる可能性がある」との見方も出ている。

 前日の米株式市場では、サムスンの好決算への市場の反応を受けて、投資家が半導体関連を中心にIT・ハイテク株から資金を引き揚げる動きを強めていたが、マグニフィセント7の一角のハイパースケーラーが買い戻されるなど、ローテーションの動きも見られていたが、本日はそれらも下落。

 全体的にエネルギーや生活必需品、公益などディフェンシブは上昇しているものの、その他のセクタ-は売りが優勢となっている。

アップル<AAPL> 310.28(-0.38 -0.12%)
マイクロソフト<MSFT> 382.89(-5.95 -1.53%)
アマゾン<AMZN> 241.00(-4.98 -2.02%)
アルファベットC<GOOG> 357.62(-6.00 -1.65%)
アルファベットA<GOOGL> 360.47(-6.57 -1.79%)
テスラ<TSLA> 393.60(-9.30 -2.31%)
スペ-スX<SPCX> 147.79(-1.68 -1.13%)
メタ<META> 603.44(-12.14 -1.97%)
エヌビディア<NVDA> 197.59(+0.66 +0.34%)
AMD<AMD> 503.75(-12.36 -2.39%)
イーライリリー<LLY> 1227.56(-8.00 -0.65%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。