ゴム午前=軒並み上昇、原油高や円の先安感から小口の買いが優勢

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は軒並み上昇。寄り付きでは、上海ゴム夜間安を受けて、夜間取引の
上げ幅を削る展開となった。中盤に入ると上げ幅は限定的ながら買いが優勢となり、堅
調に推移。上海ゴムは小幅安で推移も原油高や円の先安感から小口の買いが優勢。

 午前11時19分現在のRSS3号は前営業日比0.9〜4.4円高、活発限月の
12月限は同1.3円高の420.0円、期先27年6月限は出来ず、推定出来高は
211枚(夜間取引を含む)。上海天然ゴム先物は、同5ポイント安〜165ポイン
ト高、推定出来高は44枚(夜間取引を含む)。

【中国自動車販売は輸出主導】
 中国乗用車協会(CPCA)が8日に発表した同国の6月自動車販売台数をみると、
現状の中国自動車産業は内需が弱く、外需主導の様相を呈していることが伺える。
 6月の中国国内の自動車販売台数が、前年同月比23.4%減の162万となり、9
カ月連続で前年同月を下回った。減少率も5月の22.3%減を上回る大幅減となっ
た。国内販売が不調の背景には、政府助成金の削減が挙げられる。一方、輸出は同8
2.1%増の88.2万台と急増している。1−6月期でみても、国内販売は前年同期
比20.4%の減少に対し、輸出は70.6%増となっている。
 中国は、依然として不動産不況が続いており、内需回復には時間が掛かりそうだ。た
だ、好調な外需主導で自動車生産が伸びるようなら、天然ゴム市場にとって支援材料に
なる。

【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポールゴム市場は、RSS3が期近1月限のみ約定で4セント安。TSR20
は売り優勢となり、営業日比2.1〜1.6セント安で推移している。
 上海ゴムは、小幅安。午前11時12分現在、指標限月の2026年9月限は、前営
業日比80元安の1万6855元で推移している。

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