【↑】日経平均 大引け| 4日ぶり反発、半導体関連株中心に買い戻し (7月9日)

配信元:株探
著者:Kabutan
日経平均株価
始値  67046.37
高値  68447.89
安値  67008.89
大引け 67743.85(前日比 +924.80 、 +1.38% )

売買高  19億7705万株 (東証プライム概算)
売買代金 9兆6014億円 (東証プライム概算)

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■本日のポイント

 1.日経平均は4日ぶり反発、一時6万8000円
 2.米イラン対立再燃、またも中東懸念高まる
 3.AIラリー再び、主力の半導体関連株に買い
 4.バリュー株は一転軟調に、空運や不動産株も
 5.値上がり銘柄数4割弱、売買代金10兆円割れ

■東京市場概況

 前日の米国市場では、NYダウは前日比576ドル安と続落した。中東情勢を巡る先行き不透明感や原油先物価格の上昇でリスク回避の売りが優勢となった。

 東京市場では、日経平均株価は寄り付きから一気に上げ幅を広げ、一時1600円超高で6万8000円台を回復する場面があった。買い一巡後は伸び悩んだものの、900円あまりの上昇で取引を終えた。

 9日の東京市場は、ハイテク株優位の展開だった。米国とイランの対立が再燃するなか、前日の米国株市場ではバリュー株の下げが目立った一方、ハイテク株は上昇。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は2%を超える値上がりをみせた。地政学リスクが高まるなかで半導体などAI関連株を選好する動きが改めて広がり、日本株もこの流れを引き継いだ。AIラリーが息を吹き返すなか、足もと循環物色で買われていたバリュー株はきょうは軒並み軟調に。中東情勢に絡み、原油高を嫌気して空運株、インフレ懸念に伴う金利高を受けて不動産株なども値下がりした。韓国株市場が朝高後に冴えない値動きとなったのを横目に、日本株も後場に入って上げ幅をやや縮小したが、売り物をこなし値を保った。プライム市場の値上がり銘柄数は4割弱にとどまった。

 個別ではキオクシアホールディングス<285A>やアドバンテスト<6857>、東京エレクトロン<8035>、SCREENホールディングス<7735>、KOKUSAI ELECTRIC<6525>が大幅高。村田製作所<6981>、TDK<6762>のほか、イビデン<4062>やフジクラ<5803>、京セラ<6971>、信越化学工業<4063>が値上がりした。ファナック<6954>、安川電機<6506>も高い。リクルートホールディングス<6098>が堅調。ユニソルホールディングス<7128>が値を飛ばした。

 半面、ファーストリテイリング<9983>が軟調。トヨタ自動車<7203>やホンダ<7267>のほか、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>も冴えない。ソフトバンクグループ<9984>は小安い。テルモ<4543>やソニーグループ<6758>、ダイキン工業<6367>、三菱商事<8058>が値下がりした。エービーシー・マート<2670>が急落した。

 日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857>、東エレク <8035>、キオクシア <285A>、TDK <6762>、村田製 <6981>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約982円。
 日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、テルモ <4543>、トヨタ <7203>、ソニーG <6758>、ダイキン <6367>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約199円。うち155円はファストリ1銘柄によるもの。

 東証33業種のうち上昇は13業種。上昇率の上位5業種は(1)電気機器、(2)非鉄金属、(3)精密機器、(4)海運業、(5)鉱業。一方、下落率の上位5業種は(1)空運業、(2)輸送用機器、(3)ゴム製品、(4)繊維製品、(5)不動産業。

■個別材料株

△キオクシア <285A> [東証P]
 米ベイン保有株売却報道も米半導体株高でモメンタム追従の資金流入。
△ストレジ王 <2997> [東証G]
 エリアリンク <8914> によるTOB価格1340円にサヤ寄せ。
△ツルハHD <3391> [東証P]
 シナジー創出へ施策進めるなか3~5月営業益は94%増。
△ビープラッツ <4381> [東証G]
 AI導入支援コンソーシアム発足を材料視。
△PowerX <485A> [東証G]
 中東情勢懸念受けた原油高で蓄電池関連が物色人気。
△JX金属 <5016> [東証P]
 野村證券ではInP基盤の利益予想増額で投資判断格上げ。
△アドテスト <6857> [東証P]
 中国企業のエヌビディア「H200」購入容認報道が刺激材料。
△ユニソルHD <7128> [東証P]
 期末配当予想に記念配当80円上乗せ。
△小田原機器 <7314> [東証S]
 UWB決済実用化に向けた協業を発表。
△アイスペース <9348> [東証G]
 スペースXの荷物スペース活用した月輸送サービス提供へ。

▼ABCマート <2670> [東証P]
 第1四半期営業利益は8.3%増も材料出尽くし感。
▼三菱マ <5711> [東証P]
 CB発行による潜在的な希薄化を警戒視。


 東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)ユニソルHD <7128>、(2)コクサイエレ <6525>、(3)日本マイクロ <6871>、(4)キオクシア <285A>、(5)宝&CO <7921>、(6)佐藤商 <8065>、(7)ツガミ <6101>、(8)DMG森精機 <6141>、(9)サムコ <6387>、(10)アドテスト <6857>。
 値下がり率上位10傑は(1)ABCマート <2670>、(2)RSテクノ <3445>、(3)三菱マ <5711>、(4)鶴見製 <6351>、(5)コカBJH <2579>、(6)東和銀 <8558>、(7)YTL <1773>、(8)FEASY <212A>、(9)シスメックス <6869>、(10)東京きらぼし <7173>。

【大引け】

 日経平均は前日比924.80円(1.38%)高の6万7743.85円。TOPIXは前日比13.94(0.35%)高の4020.37。出来高は概算で19億7705万株。東証プライムの値上がり銘柄数は585、値下がり銘柄数は917となった。東証グロース250指数は715.54ポイント(4.11ポイント高)。

[2026年7月9日]


株探ニュース

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