[今夜の視点]海外原油=反発へ、イランは交渉に戻るのか?

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 時間外取引でニューヨーク原油8月限は前日比0.16ドル高の72.24ドルで推
移。本日これまでのレンジは71.22〜72.56ドル。
 今晩の海外原油は反発か。前イラン最高指導者のアリ・ハメネイ師を殺害した米国が
国葬中にイランを激しく攻撃し、今回の武力衝突のことは忘れて、イランが覚書合意に
基づく協議を再開するとは思えない。米国が覚書の内容を履行するとイランが判断する
なら交渉が続く可能性はあるが、イランにとってほぼ全面的に有利な内容であるあの覚
書の内容を米国が確約すると考えるのは楽観的すぎるのではないか。イランの動きを注
視したい。
 また、市場参加者は在庫動向にほとんど関心を示さないものの、ホルムズ海峡の状況
からすると世界の石油在庫は減少を続けている可能性が高い。ホルムズ海峡の内側に溜
め込まれた石油が放出されたとはいえ、自由にタンカーが往来できる海峡ではなく、需
給はタイトなままである。
<今夜の予定>
◆ トルコ ◆
【経済】16:00 鉱工業生産指数 2026年5月(トルコ統計機構)
◆ ドイツ ◆
【経済】15:00 消費者物価指数 2026年6月確報(連邦統計庁)
◆ フランス ◆
【経済】15:45 消費者物価指数 2026年6月確報(INSEE)
◆ イギリス ◆
【納会】--:-- ガスオイル 2026年7月限(ICE EUROPE)
◆ アメリカ ◆
【農産】7/11 01:00 世界穀物需給見通し(USDA)
【農産】7/11 01:00 農産物生産高(USDA)
【商品】7/11 04:30 建玉明細報告(CFTC)
◆ カナダ ◆
【経済】21:30 雇用統計 2026年6月(カナダ統計局)
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