朝の片山発言など受けて円買い強まる=東京為替概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
朝の片山発言など受けて円買い強まる=東京為替概況

 片山財務相と城内経財相が、閣議後に会見。片山財務相は「日銀を巡る骨太方針の記述、与党で調整中」「日銀は政府に関係なく金融調節が可能」「積極財政の下では巡行的に金利上がることを想定」「GPIFなど年金基金による日本の金融資産投資を後押しする」などと発言。城内経財相は「日銀の自主性は尊重されなければいけない」「政府が政策運営の方向性をあらかじめ日銀に伝えることない」と発言している。
 こうした発言を受けて、日本の長期債利回りが低下。ベンチマークとなる新発10年債利回りは昨日1996年9月以来、約29年10か月ぶりの2.9%を付けていたが、今日は朝の2.87%台から午前中に2.757%まで低下。その後2.78%台まで反発も、午後に入って再び2.75%台を付けるなど利回りの低下が目立った。
 為替市場では発言を受けて円買いとなった。株高債券高も見られ、これまでの利上げの遅れによる物価高や財政赤字警戒での日本売りに対する反発が広がった。ドル円は朝の162.40円前後から、午前中に161.29円まで売りが出ると、午後はいったん161.70円前後まで戻すも、その後161.41円を付けるなど上値の重い展開が続いた。

 クロス円も軒並みの円買い。ユーロ円は朝の185.70円前後から午前中に184.80円台まで下落、午後には184.74円まで下げている。ポンド円は217.80円前後から午後には216.85円まで下げた。

 ユーロドルやポンドドルは午前中にドル円の下げもあってドル安が優勢となった。朝の1.1430ドル前後から昼には1.1461ドルまで上昇。その後1.1435ドル前後を付けた。ポンドドルは昼にかけてのドル売りに1.3410ドル前後から1.3452ドルまで上昇。午後は1.3420ドル台まで下げている。

MINKABUPRESS 山岡



 

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