金・銀午前=金は続落、米イランの軍事衝突で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 金は続落。米国とイランの軍事衝突を受けて売り優勢で始まった。その後は、買い戻
される場面も見られたが、戻りは売られた。銀は出来ず。
 午前11時2分現在の前営業日比は、金標準が231〜131円安、金ミニが
164.0円安〜41.0円高、ゴールドスポットが211円高、銀が出来ず。
 午前11時2分現在の出来高は、金が6079枚、金ミニが7052枚、ゴールドス
ポットが33枚、銀が0枚。
【NY金は米利上げ観測などが圧迫】
 金は米イランの先行き不透明感や米連邦準備理事会(FRB)の利上げ見通しなどが
圧迫要因になった。トランプ米大統領はイランが協議の継続を求めてきたため、それに
応じたと明らかにした。同時に両国が6月に合意した停戦は「終わった」と強調した。
米国との協議でイランの首席交渉官を務めるガリバフ国会議長は、先月署名された戦闘
終結に向けた覚書(MOU)に米国が違反すれば、イランは「全面的な防衛」に踏み切
る用意があると述べ、イランの降伏によって戦闘が終結することはないとの考えを示し
た。米イランの先行き不透明感を受けて米国債の利回りが上昇した。
 米国とイランは、ミサイルと無人機(ドローン)による激しい攻撃の応酬を繰り広げ
た。イランはホルムズ海峡を再び封鎖したと表明、湾岸諸国にある米施設に対する攻撃
を実施した。一方、イランの最高指導者モジタバ・ハメネイ師は書面による声明で、
「殉教した指導者と全ての殉教者の血の復讐を誓う」と述べ、前の最高指導者で自身の
父親でもあるアリ・ハメネイ師殺害を受けた報復を示唆した。
 金先限は2万1650円まで下落した。ドル建て現物相場の下落が圧迫要因になっ
た。円相場は1ドル=162円前後の円安に振れた。
【ドル建て現物相場】
 金のドル建て現物相場は、軟調。前週末の海外市場では、米イランの先行き不透明感
や米連邦準備理事会(FRB)の利上げ見通しなどを受けて売り優勢となった。アジア
市場では、米国とイランの軍事衝突を受けて4067ドル台まで下落した。
 午前11時現在、4072.27ドルで推移、銀は5848セントで推移。前営業日
の大引け時点は金が4111.95ドル、銀が6006セント。

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