株価指数先物【昼】 -1σを射程に入れた戻り待ち狙いのショート対応

配信元:株探
著者:Kabutan
 日経225先物は11時30分時点、前日比1060円安の6万7750円(-1.54%)前後で推移。寄り付きは6万8990円と、買いが先行して始まった。現物の寄り付き直後には6万9200円まで買われ、シカゴ日経平均先物の清算値(6万9250円)にサヤ寄せする場面もみられた。ただし、買い一巡後は軟化し、終盤にかけて下へのバイアスが強まり、6万7360円まで下落幅を広げた。

 米国とイランによる戦闘が激化し、米軍は新たな標的を攻撃する一方、イラン政府は地域内の米国の同盟国数カ国に対して攻撃を行ったと報じられた。中東情勢の緊迫化を受けて、原油先物価格が上昇していることがロング解消に向かわせたようである。

 また、韓国市場では半導体株などの弱い値動きから、韓国KOSPI指数の下落率が5%を超えてきた。東京市場においてもキオクシアホールディングス<285A>[東証P]やアドバンテスト<6857>[東証P]、東京エレクトロン<8035>[東証P]の下げが目立っており、短期的なショートを誘う形になったようである。

 日経225先物は、25日移動平均線(6万9040円)を支持線に変えることができなかった。そのため、ボリンジャーバンドの-1σ(6万6890円)を射程に入れた、戻り待ち狙いのショートに向かわせそうだ。

 NT倍率は先物中心限月で16.79倍(10日は16.95倍)に低下した。指数インパクトの大きい値がさハイテク株の下げが日経平均株価の重荷になっており、-1σ(16.86倍)水準での攻防をみせている。同バンドに上値を抑えられる状況となれば、NTショートに振れやすくなろう。

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