NY株式26日(NY時間11:22) ダウ平均 26600.42(+52.20 +0.20%) ナスダック 7936.46(+51.74 +0.66%) CME日経平均先物 21145(大証終比:+95 +0.45%) きょうのNY株式市場でダウ平均は小反発。前日は大阪G20サミットでの米中首脳会談はさほど進展を見せないのではとの悲観的な見方が出ていた。ただ、ムニューシン米財務長官が米CNBCでのインタビューで「中国との協議は90%進展しており、合意が完了することを期待している」と述べたことで、市場も再び期待感を高めている。 ただ、G20サミットを前に上値では利益確定売りも出て上値は重い。加えて、トランプ大統領がFOXビジネスとのインタビューで、「今週29日に大阪G20で予定されている中国の習主席との会談で協議に進展がなければ、中国からの輸入品3000億ドルに追加関税を課す決定を行うかもしれない」と述べ、釘を刺していたことも上値を圧迫している。税率については25%ではなく10%としている。 きょうは半導体関連株が上昇をけん引。マイクロンが3-5月期決算を発表しており、1株利益、売上高とも予想を上回った。また、主要顧客であるファーウェイとの取引を再開している。米政府が安全保障上の脅威としてブラックリストに載せたことからファーウェイとの取引を停止していたが、政府の規則を検証した結果、不確実性はあるものの一部製品について取引を再開したという。下期への需給回復への兆候として好感されている模様。 一方、ヘルスケア株の下落が目立っている。きょうから明日にかけてフロリダ州マイアミで、来年の大統領選に向けた民主党の立候補者の最初のテレビ討論会が行われる。候補者20人全員が、医療保険の適用範囲を拡大し、医薬品価格の上昇を抑えるための様々なスキームを提案している中、ヘルスケア株は警戒感から一斉に売りが出ている模様。 マイクロン 37.38(+4.70 +14.38%) AMD 30.07(+1.21 +4.19%) アルファベット(C) 1082.68(-3.67 -0.34%) フェイスブック 189.46(+0.62 +0.33%) ネットフリックス 363.70(+3.40 +0.94%) テスラ 222.75(+2.99 +1.36%) アマゾン 1895.90(+17.63 +0.94%) エヌビディア 160.39(+8.91 +5.88%) ツイッター 35.18(+0.46 +1.32%) ダウ採用銘柄 J&J 142.01(-2.24 -1.55%) P&G 109.74(-1.99 -1.78%) ダウ・インク 50.16(+0.47 +0.95%) ボーイング 373.25(+3.93 +1.06%) キャタピラー 135.23(+1.52 +1.14%) ユナイテッド・テク 128.60(-0.42 -0.33%) ビザ 171.98(+0.70 +0.41%) ナイキ 83.58(+0.96 +1.16%) ウォルグリーン 52.75(-0.20 -0.38%) 3M 172.59(+0.56 +0.33%) エクソンモビル 77.03(+0.76 +1.00%) シェブロン 124.51(+0.87 +0.70%) コカコーラ 51.26(-0.50 -0.97%) ディズニー 140.01(+0.07 +0.05%) マクドナルド 204.71(-1.00 -0.49%) ウォルマート 110.43(-0.29 -0.26%) ホームデポ 205.71(+0.97 +0.47%) JPモルガン 109.07(+1.31 +1.22%) トラベラーズ 151.04(-2.09 -1.36%) ゴールドマン 197.26(+1.20 +0.61%) アメックス 123.71(+0.55 +0.45%) ユナイテッドヘルス 244.41(-3.25 -1.31%) IBM 138.85(+0.49 +0.35%) アップル 199.92(+4.35 +2.22%) ベライゾン 57.59(-0.41 -0.71%) マイクロソフト 134.99(+1.56 +1.17%) インテル 48.20(+1.35 +2.88%) ファイザー 43.18(-0.59 -1.34%) メルク 83.73(-1.51 -1.77%) シスコシステムズ 56.63(+0.55 +0.98%) minkabu PRESS編集部 野沢卓美
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