株価指数先物【引け後】 25日線と75日線とのレンジ内でスキャルピング中心のトレード

配信元:株探
著者:Kabutan
大阪9月限
日経225先物 65660 +110 (+0.16%)
TOPIX先物 4073.0 +17.5 (+0.43%)
※取引所発表の「清算値(帳入値)」を表示

 日経225先物(9月限)は前日比110円高の6万5660円で取引を終了。寄り付きは6万5840円と、シカゴ日経平均先物の清算値(6万5620円)を上回る形で、買いが先行した。ただし、現物の寄り付き時につけた6万5950円を高値にショート優勢となり、前場中盤に6万5000円を割り込み、6万4680円まで下げ幅を広げた。

 前場終盤にかけてはショートカバーが入り、6万5000円を挟んで推移。後場はこの流れが継続し、終盤にかけてプラス圏を回復すると、6万5740円辺りまで切り返す場面もみられた。

 東京エレクトロン<8035>[東証P]やキオクシアホールディングス<285A>[東証P]など指数インパクトの大きい半導体やAI(人工知能)関連株の一角が買い先行で始まったこともあり、朝方は先回り的にロングを誘う形となった。ただし、買い一巡後に半導体株が軟化したほか、上昇して始まった韓国KOSPI指数が下落に転じるなかで、ロング解消からショートを仕掛ける流れになったようだ。

 日経225先物は下向きで推移する25日移動平均線(6万6030円)を捉えることができず、上値の重さが嫌気された。さらに支持線として意識されていた75日線(6万5440円)を割り込んできたこともショートに向かわせたようである。ただ、スキャルピング中心のトレードのなかでは6万4680円まで売られた後は、ショートカバーが優勢になっている。

 これにより、終値では75日線を上回っており、概ね同線と25日線との狭いレンジ内での推移だった。週末要因のほか、決算発表が第一弾のピークを迎えたこと、さらに中東情勢を巡る不透明感が後退するかを見極めたいところであり、オーバーウィークのポジションは手控えられているのだろう。

 結局は朝方にロングが先行し、前場終盤にかけてショートに転じ、後場はショートカバーといった、スキャルピング中心のトレードだったことがうかがえる。

 週足ではボリンジャーバンドの-1σ(6万3600円)と13週線(6万6390円)とのゾーンだった。13週線に接近する形で終えたほか、バンドが収斂してきたことで、同線を捉えてくるようだと、6月下旬からの調整トレンドが転換する可能性がある。そのため、押し目待ち狙いのロング対応となろう。

 NT倍率は先物中心限月で16.12倍(6日は16.16倍)に低下した。朝方は16.20倍まで上昇する場面もみられたが、その後は指数インパクトの大きい半導体やAI関連株が下げるなかでNTショートに振れた。一時15.95倍とボリンジャーバンドの-1σ(15.95倍)までの調整を経て、後場はリバランスが入る形になっている。

 手口面(9月限:立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が7951枚、ソシエテジェネラル証券が7613枚、バークレイズ証券が4699枚、サスケハナ・ホンコンが1438枚、JPモルガン証券が1217枚、SBI証券が1183枚、ゴールドマン証券が1148枚、松井証券が1062枚、楽天証券が1045枚、UBS証券が839枚だった。

 TOPIX先物はソシエテジェネラル証券が1万6437枚、ABNクリアリン証券が1万2816枚、バークレイズ証券が1万1358枚、JPモルガン証券が6586枚、モルガンMUFG証券が4259枚、ゴールドマン証券が3834枚、サスケハナ・ホンコンが1940枚、ビーオブエー証券が1587枚、野村証券が1523枚、みずほ証券が1264枚だった。

株探ニュース

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