穀物4品見通し=コーンは需給引き締まり織り込む、クロップツアーに注意

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
<大豆>
 シカゴ大豆11月限は1200セントが抵抗線ながら、下値が堅い動きになりつつあ
る。11日に1165.25セントまで下落する場面が見られたが、その後、浮上し
12日に終値ベースで1180セント台を回復しており、底固さを感じさせる動きにな
っている。
 米農務省(USDA)月例需給報告で26/27年度の生産量予測、期末在庫量予測
をそれぞれ上方修正されたことが重石だが、中国向けの大口成約が度々、報告されてい
る。13日発表の週間純輸出成約高は中国向けの成約がけん引役となり、大幅に増加し
た。
 プロファーマのクロップツアーが17日から20日の日程で実施される。11日の安
値1165.25セントを支持線に1170〜1200セントのレンジでの高下となる
とみるが、クロップツアーの報告は材料視されると予想。
<コーン>
 シカゴコーン12月限は8月5日から11日にかけて460セントを支持線に、もち
あいとなっていたが、12日に急伸。翌13日に反落に転じたものの、470セント台
は維持する底固い動きとなっている。
 米農務省(USDA)月例需給報告では26/27年度の米コーン生産量予測は事前
予想に反して上方修正されたものの、前年からの繰り越し在庫および26/27年度の
輸出見通しが引き上げられた結果、期末在庫率は引き下げられた。
 この需給引き締まり観測が予想外のサプライズとなったことで急伸したものの、その
後に反落に転じたことで、この強気材料は織り込み感が強い。
 米産地で生育に適した天気が続いていることが意識されて上値を抑制される一方、
需給引き締まり観測が意識されて底意も強い状態が続くと見られ、470セント前後
での値固めが想定される。17日から20日の日程で実施されるプロファーマのクロッ
プツアーの報告には注意したい。
<小豆>
 取組はゼロであり、依然として手出し難となっている。
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