大阪9月限ナイトセッション 日経225先物 68970 -320 (-0.46%) TOPIX先物 4187.5 +3.0 (+0.07%) シカゴ日経平均先物 69085 -205 (注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比) 17日の米国市場は、ナスダック、 S&P500、ナスダックの主要な株価指数が下落。米国とイランが戦闘終結に向けた覚書で定めた60日間の交渉期限が過ぎ、トランプ米大統領は覚書の延長を求めていないと報じられた。戦闘終結に向けた協議への不透明感からWTI原油先物価格は1バレル=84ドル台に上昇したほか、米長期金利も水準を切り上げたことが重荷になった。 NYダウ構成銘柄ではキャタピラー、シェブロン 、ゴールドマン・サックス・グループ 、シスコシステムズ 、アムジェン が買われた。半面、ナイキ 、ウォルト・ディズニー 、マイクロソフト 、マクドナルド 、セールスフォース が軟調。NYダウ構成銘柄ではないが、マイクロン・テクノロジー 、サンディスク などが買われ、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は1.6%超上昇している。 シカゴ日経平均先物(円建て)の清算値は大阪比205円安の6万9085円だった。17日取引終了後の日経225先物(9月限)のナイトセッションは、日中比変わらずの6万9290円で始まった。その後はショート優勢のなかで6万8950円~6万9150円辺りでの保ち合いを継続。米国市場の取引開始後にレンジを上抜けてプラス圏を回復すると、中盤にかけて6万9560円まで上げ幅を広げた。ただ、買い一巡後は終盤にかけて軟化すると、引け間際に6万8890円まで売られる場面もみられ、日中比320円安の6万8970円でナイトセッションの取引を終えた。 日経225先物はシカゴ先物にサヤ寄せする形で、売りが先行することになりそうだ。6万9560円まで買われた後に軟化し6万8890円まで売られる場面もみられるなかで、6万9000円辺りでの攻防になりそうである。ただ、ボリンジャーバンドの+1σ(6万8100円)と+2σ(7万0240円)とのレンジ内での推移が意識されやすく、短期的にショートの動きが強まる局面においては、その後のカバーを想定した押し目待ち狙いのロング対応に向かわせよう。 また、米国ではマイクロン・テクノロジーやサンディスクの強い値動きが目立っていた。米政府は、アップル に中国製半導体メモリーを購入しないでほしいと考えていると報じられたことが材料視されていた。この流れを受けてキオクシアホールディングス<285A>[東証P]などに投資家の関心は集まりやすいと考えられ、引き続き指数インパクトの大きい半導体やAI関連株にらみの展開になりそうだ。 日経225先物は週足の+1σが6万9710円辺りに位置している。同水準は8月のSQ値にもあるため、これに接近する局面では戻り待ち狙いのショートを誘う可能性もあるだろう。そのため、オプション権利行使価格の6万8500円から6万9500円辺りでの狭いレンジでの推移を想定する。 17日の米VIX指数は15.19(14日は14.25)に上昇した。ボトム圏での推移ではあるが一時15.47まで上げる場面もみられており、-1σ(14.98)を上回ってきた。中東情勢を巡る不透明感からWTI原油先物価格にらみになりそうであり、目先的には25日移動平均線(16.61)辺りまでの上昇は意識しておきたいところだろう。 17日のNT倍率は先物中心限月で16.55倍(14日は16.36倍)に上昇した。朝方は16.36倍と前日比変わらずの水準をつけていたが、その後はNTロングでのスプレッド狙いに向かわせている。前週のTOPIXは連日で最高値を更新していたこともあり、相対的に日経平均の出遅れを意識させているようだ。本日はNTロングを巻き戻すリバランスが先行することになろうが、キオクシアホールディングスなどの底堅さがみられるようだと、その後はNTロングに振れやすくなりそうだ。 株探ニュース
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