ドル売り優勢、ユーロドル再び1.17台乗せ=ロンドン為替概況 ロンドン市場では、全般にドル売りが優勢になっている。ドル指数は再び前日の低水準へと低下しており、下ヒゲを埋める動きとなっている。ただ、周辺市場の動向をみると、米10年債利回りは海外市場で4.71%付近まで上昇したのち、足元では4.68%台から4.70%付近で高止まり。NY原油先物は一時86ドル台割れとなったあと87ドル台に買い戻されるなど神経質な動き、欧州株や米株先物は前日比で小高く推移するなど、金利面やリスク動向からは大きな方向感を示すような新たな動きはみられていない。週末を控えた調整主導の展開となっている。ドル円は159円付近から158円台前半まで軟化。ユーロドルは1.16台後半から1.17台乗せへ、ポンドドルは1.36台前半から後半へと上昇している。クロス円はロンドン時間に入ると上値が重くなっている。ユーロ円は185円台後半から前半へ、ポンド円は217円付近から216円台半ばへと軟化している。 ドル円は158円台後半での取引。東京午前の159.13付近を高値に、ロンドン時間に入ると上値が重くなっている。ロンドン序盤にかけて一時158.36付近まで下押しされた。足元では158.60付近と下げ一服。ただ、前日比ではドル安・円高水準に振れている。NY原油先物は86ドル台割れから87ドル台半ばで神経質に振幅。米10年債利回りは4.68%台から4.70%付近に高止まり。欧州株や米株先物・時間外取引は小高く推移。全般に決め手に欠ける状況となっている。 ユーロドルは1.17付近での取引。東京早朝の1.1677付近を安値に、じり高の値動きが続いている。ロンドン時間には1.1711付近まで高値を伸ばした。全般にドル売り圧力が優勢。ユーロ円は東京午後に186.02付近まで買われた後は、売りに転じている。ロンドン序盤には185.44付近まで安値を広げた。足元では185.70台と前日NY終値付近に戻している。一連の欧州PMI速報値は概ね良好な数字を示した。ユーロ圏製造業および非製造業はいずれも50を上回る景気拡大状況となった。 ポンドドルは1.36台半ばでの取引。東京早朝の1.3626付近を安値にじり高となり、ロンドン時間には一時1.3676付近まで買いが勢い付く場面があった。その後は1.36台半ばへと上昇一服。ポンド円は東京午後に217.06付近まで買われたあとは、売りに押されている。ロンドン序盤には安値を216.46付近に更新している。ユーロポンドは0.8563から0.8576のレンジで振幅している。足元ではややポンド売り優勢となっている。英PMI速報値もユーロ圏と同様に50超の景気拡大領域となっていた。 minkabu PRESS編集部 松木秀明
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