[本日の見通し]石油=下落、米石油在庫は取り崩しが再び優勢に

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 日中取引開始後、原油の2027年1月限は7万8770円まで下落。夜間取引の安
値をやや下回った。
 米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で、戦略石油備蓄(SPR)を含む原
油と石油製品の在庫は合計で15億2894万6000バレルまで減少した。ホルムズ
海峡の一時的な開放もあって7月以降は減少が一巡してやや持ち直したが、再び取り崩
しが優勢となっている。
 米国は世界最大の石油消費国であるうえ、世界最大の石油輸出国である。ホルムズ海
峡の混乱が続くなかで、米石油製品輸出は過去最高水準で推移していることが示すよう
に、米国に依存せざるを得ない国は多い。ただ、米石油在庫がどこまで取り崩せるのか
不透明である。統計上で示される石油在庫は、すべてが利用可能な在庫ではない。石油
在庫の減少を受けて、トランプ米政権が焦りだすのか観察すべきである。
 時間外取引でニューヨーク原油10月限は前日比0.28ドル安の90.73ドルで
推移。本日これまでのレンジは90.51〜90.81ドル。
 原油1月限の予想レンジは7万8300円から7万9300円、ガソリン先限は9万
0000円から11万0000円、灯油先限は10万0000円から11万0000
円。
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