朝に円買いの後戻すも、午後に再びの円高=東京為替概況 先週後半に円買いが進んだドル円。米金融機関が円売りポジションの積み上がりに対する警戒感を示すなど、円キャリー取引の巻き戻し警戒が広がる中で、先週末は米雇用統計の好結果を受けてドル高が進んだ後に一気に下落する場面が見られるなど、戻りでは売りが出やすい展開となっている。もっとも、節目とされる155.00円のトライには慎重で、先週の安値は3日、4日ともに155.30円近辺にとどまった。4日の米雇用統計後の急落局面でも155.36円と155円台前半が下値としてしっかりサポートされたこともあり、先週末は156円台を回復して週の取引を終えた。 週明けの本日は156.00円前後でスタートした後、いったんは156.28円まで上昇した。その後、仲値にかけた円買いの動きなどもあって155.81円まで下げる場面もあったが、昼前には156.20円台に戻し、午後はいったん156.10円前後でもみ合う動きとなった。ただ、円キャリー取引の巻き戻しに対する警戒感は依然として強く、ロンドン勢が参加してくる時間帯に入ると再び円買いが強まり、155.55円までドル安円高が進んでいる。 節目の155.00円を割り込むと円キャリー取引の巻き戻しがさらに加速する可能性が指摘されており、ポジション調整を優先する傾向がドル円の上値を抑えている。 ユーロドルが朝から1.1607-1.1620ドルのレンジ、ポンドドルが1.3506-1.3529ドルのレンジと、対ドルで主要通貨の動きが小幅に抑えられる中、クロス円はドル円と同様に円売りポジション調整の意識が上値を抑えている。ユーロ円は朝から昼過ぎまで181円台前半で上下したものの、ロンドン勢が本格参加する時間帯に入って180.71円までユーロ安円高が進んだ。ポンド円も同様に211.00円を挟んでの推移から、210.40円まで下げてきている。 MINKABUPRESS 山岡
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