英中銀は据え置きを確実視=NY為替

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
 今週の米インフレ指標や来週の各国の金融政策会合を前にポンドドルは、1.35ドル台での膠着した展開が続いている。先週からの買い戻しの流れは続いているものの、本日1.35ドル台半ばに控える21日線には慎重なようだ。一方、急速な円高が続いており、本日のポンド円は207円台まで一時急落。昨年2月以来の安値水準に下落していた。

 来週は英中銀も金融政策委員会(MPC)があるが、据え置きが確実視されており、短期金融市場では90%超の確率で据え置きを織り込む展開。委員の間では、早期利上げを求める意見と、経済や物価の動向を見極めたいとする慎重論との温度差が広がっており、政策ガイダンスも変更されないと予想されている。前回7月会合では6対3で据え置きを決めていた。

 アナリストは利上げ時期を11月に後退させている。英経済が予想以上の底堅さを示す一方、エネルギー価格の上昇が長期化しており、賃金やサービス価格などへの二次的なインフレ波及を警戒する必要があると指摘。11月には新たな経済・物価見通しも公表され、利上げの環境が整うと見ているようだ。ただ、利上げを実施した場合でも、連続利上げの始まりではなく、あくまでインフレ上振れリスクに備えた保険的な利上げになるとの見方も示している。

GBP/USD 1.3543 GBP/JPY 208.74 EUR/GBP 0.8587

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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